注意:「死ぬほど長いぞ」



<仮面ライダー響鬼の功罪>
・朝っぱらからJKの裸(肩から上だけ)
・オッサンの美尻。しかも多角的アングルで。

井上だ…あんたやっぱり井上だァ!!と叫ばずにはいられない響鬼41~44話。
もう許してやってくれよ!!(いろんな意味で)

〇響鬼41~44話
それでもヒビキさんはカッコいい。これはマジ。

桐矢がクズすぎるwwwああ…井上だなぁっ!ってキャラすぎてwwwww
何もあそこまでのキャラ付けしないでもいいのに、っていうところまでやっちゃうのが井上のいいところであり悪いところ。
こういうキャラがいると、明日夢のいい奴ぶりが際立つな…
でもこういう当て馬がいないとそう納得できないのもどうかと思うし。
響鬼のストーリーを進めるうえでのガンだった明日夢の立ち位置の治療薬として桐矢が投入されたわけだけど、だいぶキツイ薬みたい。
そりゃ賛否両論あっただろうなァ。
比較的肯定的な私ですら「オイオイ」って思うって相当。
もっと明日夢が(前半で)しっかりしてればこんなことには…

師匠となったヒビキさん、意外にもいい仕事ぶり。
弟子が弟子(おもに桐谷が)だし結構困ってるみたいだけど、そういうところも含めてイブキさんが言うように師弟共に成長する、ってことなんだと思う。
ヒビキさんが弟子をとることに慎重だったのは、誰よりも「弟子の人生を背負うこと」に恐れを不安を抱いてるからな気もするし。
そういうところを含めて成長が見たいよね。
でもヒビキさんの修業はOJTっぽくて苦労しそうw
「自分で感じろ!考えろ!」って言われそうだ。
イブキさんは丁寧に教えてくれそう。怒らなさそうだし。
ザンキさんはほっとこうと思っても弟子が可愛いのでつい口出しちゃうダメ師匠だと思うw
ザンキさんいい人だよザンキさん。

イブキさんはアキラの一件、いい仕事したと思うんだ。
アキラは残念だったけどな…
アキラこそ前半死んだキャラだと思う。後半で、やっとポジションが活かせたキャラじゃないかな。前半はなんだったんだって話ですよ…。
明日夢が弟子になっていれば、きっと桐谷ポジション(ライバル)だったのに。

トドロキの展開ってどっかで見たなと思ったらキバの健吾だった件。
※ちなみに健吾はは闇落ち→復帰
井上のお家芸みたいなもんだから…!
トドロキが気の毒すぎて観てらんない。本作の一番の被害者だと思う。
朝っぱらからこんな鬱展開…やめてくださいよ!

そしてザンキさん「死亡確認」(by王大人)
井上の作品は登場人物が脱がないと始まらないのか?wキバといい555といいw
でもいいケツだった…!
あのケツが辺見えみりに独占されたかと思うとぐう畜。ラララくやしいのう。
ちなみに鬼メンバーはみんな脱いでもすごいのよ、といいたいのだが、イブキさんだけは脱いだら「ありえない…」ってなるから脱がなくてよかったってマジで思う。
服の上からですら悲しいほど細い…
ヒビキさんはそういう点では説得力あるよね。ガタイ良くて。

鬼になったら自動的に服が除去される仕様…というのを知ったのはトドロキの変身解除時でした…(だいぶ前)
最初なんでヒビキさんがテントの中に入るのかわからんかったし!
しかし、いつもおしゃれな服装の鬼たちだけど、衣装代って吉野からもらえるのかな…
すげーサイクルで衣装消費してるんだけど。
喜び勇んで香須美と服買ってたイブキさんが気の毒だよ!イヤホント
あの服、結局その後変身で焼却(断裁?)処分だし。

向かっているオチに嫌な予感しか感じない。
キグルミの再利用とかCGの使い回しとか予測不能のビッグイベントとか。
お約束の展開でケリがつけられてしまいそうだな…!
でも、正直『妖怪』をモチーフにした時点で完全な解決はなかったんだから、これはこれでいいのかもしれん…
延々と続く戦いの一片を切り取った作品だしねえ。
でもこの時点で謎アイテム出すなよw
井上になってからのほうが呪術とか謎アイテムとか、鬼がより神秘的になった気がするよね。前半ではあまり語られてなかった点だ。
この部分は前半を引き継いでほしかったわぁ。


〇響鬼 45~最終話 そして少年は自らの道をゆく。
あの最終回でよかったのか、悪かったのか。
残念ながら、私には判断がつけられませんでした。
どっちかっていうと納得し難い…かな。
悪い作品じゃなかったのに、恵まれない運命だったな。

ヒビキさんのアテレコは最終話までそんなに上達しなかった…
最初よりはだいぶ上手くなったけどさ!!
DSライジェネの「響鬼、装甲」と「爆裂火炎の型!ハァ!」は似すぎてていつ聞いても笑うwテラ棒演技wwwでもそっくりwwwwwww
でもカッコいいからすべて許される。そんな稀有なキャラがヒビキさんだ!!
チクショウ、弟子になりてぇ!!ハァハァ

トドロキとザンキコンビが、響鬼の中では一番師弟していたと思う。
師匠べったりなトドロキが、鬼となり悩み成長しながらザンキの死を乗り越え自立するっていう姿はまさに師弟モノの王道だろう。
あのエピソードはぐっと来た。
トドロキが幼く描かれていたから余計に成長が感慨深い。
こういうのが主軸で見たかったなぁ。
なんであんなに怪我が早く治るんだよ!って言うのはもう突っ込まない方向で。

ラストの桐矢、変身解除したけど素っ裸じゃなかったな。
相変わらずの井上脚本だよ!すげー勢いで早着替えしたって思おう…

最終決戦の付近、人間模様はよかったけどオチのつけ方が…
まあもう何も言うまい。どっかの龍騎の映画のオチか!ってね。
しかたない、これで

最終話のラストシーン、あれは夢か現か。
公式ではどっち扱いなんでしょうか?
個人的には明日夢の夢かと思ったんだけど…
「お前は出会った時から俺の自慢の弟子だよ」って台詞が女々しいという意見を聞いていましたが、確かにヒビキさん女々しい。
ここは元の台詞(ニコニコ大辞典のコメ欄で見たかも)でもよかった気がする。
明日夢としては医者になるって決意をした時点で、もはやヒビキさんの弟子じゃないしなぁ。
「自分とは違う道を選んだけど、人生の師匠として自分のことを思い出してほしい」ぐらいでもよかった気が…
そんな女々しいならさっさと明日夢を弟子にしてくださいよヒビキさん…あんたが煮え切らないからぁ!←とばっちり
桐矢はいい弟子になってたけど、あのラストだと報われないなあ。
まあ、OPでヒビキさんの背を見送る明日夢の姿に、このラストは暗示されていたんだな。
『少年よ』と『始まりの君へ』の歌詞は予言だよね。藤林聖子マジ凄いとしか言いようがないわ。

総括して言うと、いい要素はたくさんあったのに惜しいの一言。
登場人物は好きだったのですが、活かしきれていない感はありましたね。
とても残念でした。
もっと前半のテイストでも面白くなったはずだよなっていう後悔はぬぐい去れない。
でも、個人的にMVPは桐矢にあげたい。
酷い役回りだったけど、後半の怒涛の展開は彼がいなければおそらく無かっただろうから。
惜しい、惜しすぎる。
でも、平成ライダーに疲れたときに前半とか見ると癒されるだろうなって思います。
あと何週かしたら、きっとまた観るに違いない。



+++ 以下 『主人公としての明日夢』考 +++

結局、明日夢は最初から最後までブレていた。
やはり原因は『するべき時にそうさせなかった』の一つに尽きるだろう。
あれだけ鬼になるきっかけを与えられながらそれをスルーしていた明日夢が、桐矢の出現によって鬼になることを決意する、ということ自体、描き方に無理がある。
本来、明日夢は響鬼とかかわりを持った時点で猛士への入隊、鬼の弟子というステップを踏むべきだった。
そこに描かれたのが『ヒビキへの憧れ』という動機だけでもだ。
もともと明日夢はヒビキやアキラといった「過去に理由があって鬼(猛士)になった」キャラでもなく、イブキのように「生まれながらにして鬼である」キャラでもなく、トドロキのように「偶発的に鬼とかかわり鬼(猛士)となった」キャラである。
鬼になる動機は明日夢・トドロキが最も弱い。しかし、動機が必要とするリアリティは最も高い、描き方が難しいキャラクターであった。
そこをどうフォローして説得力を持たせるか、それが明日夢を活かすもっとも重要なファクターだった。
しかし、初めて鬼と出会った時に動機づけられるべきだったものが、延々と先延ばしにされたせいで説得力を失ってしまった。
もともと無いに近い動機を無理に描けば違和感が生じる。
それゆえに、明日夢が医者を目指そうが、鬼をやめようが、明日夢に強い動機を感じていない視聴者は何の不思議も感じないのである。

トドロキのフォローは性格、師弟関係等至る所でなされ「過去不幸な出来事がなくても鬼をやっている人間」としてのキャラは成立していた。
後半投入された桐矢の鬼になる動機が唐突ながら多少理解できたのは、ヒビキとの相似(スタンスがヒビキ・アキラと同じ)があったからである。
その点、明日夢へのフォローは不十分だと感じざるを得ない。
そこには、おそらく「明日夢自身の決断の欠如」があるからではないか。
たちばなでのバイト、ヒビキとの関わり方、猛士とのつながり…など、それらの大半は明日夢自身が望んで決定したものではなく、周囲によってお膳立てられたものだった。
あまりにも明日夢が囲い込まれている状態になり、明日夢はその中で自身の決断を発揮することなく終わってしまっているのである。
決断のない成長はない。
それゆえ、明日夢自身のキャラクターにもブレが生じ、ストーリーの本質とは全く異なる動きをせざるを得なかったのだろう。
脚本が明日夢を甘やかしすぎたが故の不幸な出来事である。

最終話付近、トドロキが師匠であるザンキに対し自立を告げる。
本来、それは明日夢の役割だったはずだ。
トドロキはあくまで「一人前」であり、免許皆伝の時点で師からはすでに独立した大人でなければならなかった。
しかし、明日夢とヒビキの師弟関係が構築されていない時点で、どのように師弟関係を描き出すのか。
そうなったときに白羽の矢が立ったのがトドロキだったのだろう。
結果、トドロキは作中もっとも成長したキャラクターとして描かれることになった。
トドロキが経験した夏の太鼓修行での悩み、自立などは、明日夢が行えばより一層意味深いものとなっただろう。
それであれば、明日夢の一時的弟子入り先はザンキとなる。ザンキはすでに弟子を育て終えたコーチポジションで、ヒビキやイブキに助言する立場でよかった。「鬼」の立場のおやっさんポジションである。
トドロキは「すでに独り立ちしたザンキの元弟子」の立ち位置でもよかったのだ。
たった一人、明日夢のポジションが変わるだけで、響鬼のキャラクター達の立ち回りは全く別のものになる。
これはヒビキのポジションが固定している(成長性がない)点から見ても、『仮面ライダー響鬼』という作品が明日夢を主人公としていたことがよくわかるだろう。

良くも悪くも明日夢の存在が「響鬼」という作品の肝であった。
明日夢への評価は、あくまで私個人の考えでありそれが正しいとは思わない。
だが、子供たちが憧れるヒーローものの登場人物として、劇中の立ち位置が「正解である」とは言い難いのではないだろうか。
少年の成長として何が描かれるべきだったのか。
それをどう考えるかによって『響鬼』という作品は大きく評価が異なるのだろう。
展開のすべてを明日夢に背負わせるのはあまりに気の毒ではあるが、視聴後もやはり、明日夢のふがいなさに怒りにも似た感情を覚えずにはいられないのである。
当初の予定通りの話であれば、明日夢がどのように活躍していたのか。
責めて思いを馳せ、一考とする。



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