色々あった一年間。
振り返ればあっという間にゴーバスターズという物語は終わってしまいました。
今はただ一言、14年間、お疲れ様!!

<続く>

※今回はまじめに最終回。
いつもの草はやりまくりのバージョンの感想はまた次回。
・陣の覚悟
陣さん…
偶然乗り越えられた死から蘇った陣さんが選んだのは、未来のために自分を犠牲にすることでした。
半年間生きようともがいてきた陣さんが選ぶには、あまりにつらい選択だった。
だけどその選択は消極的な後ろ向きなものじゃなくて、未来へつなぐための前向きな選択だったんだと思う。
それを選ぶ覚悟はエンターが目指した「完璧」には程遠い「自己犠牲」という名の理解できない事象なんじゃないかな…
平和のための犠牲、というべきなのか、最初から死んでいた人間が元の場所に戻っただけなのか、人によって考え方は違うのかもしれないけど「意味のある死」ならばそれが正解なんだと思う。
ただ無為な死を迎えるはずだった陣さんが、もがいてあがいて、最後に生きた意味をつかみ取ったということは、幸せなことだったんじゃないのかな…
オーズで言うところのアンクですかね。よく似てます。まあ靖子だし。

自分たちの命を背負わせてしまった幼い子供たちを見守る大人として、陣さんは黒リンとは違った意味で使命を果たしたんだと思います。
「世界を守る」なんてデカすぎるほどカッコつけてるけど、やっぱりそれでも様になる。
そういう男だったんですね、陣マサトって。
カッコよすぎるよ、陣さん。

・14年目の覚悟
14年目の最後に、今までで一番の決断を迫られたゴーバスターズたち。
彼らが選んだ決断は、たとえ犠牲を払ってでも世界を救うということでした。
犠牲のない平和が一番いい。だけど、そんな理想が通らない事のほうが当たり前な世界。
ゴーバスターズたちの涙と決意は、どの世界でも誰かが背負ってる重荷を糧に前に進む強さそのものでしたね。
陣さんの覚悟を受け止めて、心に傷を残すことをいとわずにそれを受け入れる。
そこにあるのは悲しみだけじゃなくて、その悲しみを背負っていく覚悟と強さがあるからなんだろうな、と。
何度もつらい決断にさらされてきたゴーバスターズでしたが、この決断は陣さんの覚悟と相まってホントに見ていて痛々しかったです。
それでも世界を選んだ三人の決断は、13年前に両親や仲間を失ったあの思いを知っているからなんだと思います。
あの13年前の出来事を繰り返させない。
その強い思いが、彼らの覚悟を後押ししていたんじゃないでしょうか。
その覚悟を受け入れた三人は強くなったんだな…と改めて感じました。

・亜空間での決戦
割と大味www
大丈夫、DC版だすし☆という武部Pの高笑いが聞こえてきそうだー!!
まあいっか、オーディオコメンタリーも聞きたいしね☆みたいな。
ロボ戦大味だなぁw
だけど、最終最後はエースで高速移動(別名:ド根性プログラム)で決めたのは良かった。
どう考えてもDC版で追加されそうな戦闘シーン…まあ、内容的に尺は全然足りてなかったしな!!!
でもライオーも来てよかった。無事で。

・面割れ
結構面割れしてる印象のゴーバスターズ。
最後の最後、思いっきりボロボロになってたゴーバスターズに、「やっぱ勝てないんじゃないのか」とハラハラしました。エンター強すぎw
面割れしてた時のヒロムの台詞は印象的でしたね。
「不完全だから助け合う、仲間がいる。仲間を使い捨てるお前は、絶対人間にはなれない!」っていうヒロムの言葉は、エスケイプと陣さんの最後の違いを如実に表現していました。
エスケイプは使い捨てられ、消費されて死んでいったけど、陣さんは生きるために死ぬ決意をする、っていう。
結果は同じでも経過が違う。
うーん、上手く表現できませんが、仲間を使い捨てる人は誰からも求められずに孤独になるのが一番わかりやすい気がします。
エンターさんもエスケイプさんと仲良くやってればよかったのに…切ない。

・やはり切り札は、どんなときも俺のもとに来るようだぜ
翔太郎!!!←違う
「07」のカードはエンターの切り札じゃなくて、陣さんの切り札だった、か…台詞カッコよかった。
陣さんのデータが消えた今は皮肉だけども、そうなっちゃったんだよな。
弱みは強みにもなりうる。確かにそうだけど、やっぱりちょっと悲しい。

・1vs5
仁藤攻介「1対5なんて卑怯じゃねえ?!」
陣内恭介「俺たちは1人の力を5人に分けているから問題ない!!」←レッドレーサー
桜田ヒロム「いや、エンターは俺たち5人分のデータを持ってるから実質5対5だし」
操間晴人「へー、それならオッケーじゃない?」
仁藤攻介「いやお前は完全に1対4だから」
草加雅人「それもこれも、全部乾巧ってやつのせいなんだ」
木場勇治「なんだって?!それは本当かい?」

…ということなので、大丈夫です。
レッドレーサーは良いこと言ってるな!!!

・エンターの望んだもの
話しぶりからするに、ヒロムを高く買ってたんだろうな…
やっぱりエンターさんは人間になりたかったのか。
亜空間という世界で生まれ、使われるだけの存在として生まれたエンターが自我をもち、自ら「どうなりたい」という願望を持った。
エンターさんは感情を優先するより、理屈を優先しすぎたから人間にはなれなかったのかもしれない。
完璧を求めすぎて、本質を見失っていたのだろうか…
最後の最後、総ての目的を捨てて、ゴーバスターズを倒そうとあがいた姿は人間的だった。
いい悪役だった。強くて優秀で恐ろしい。
敵幹部が少ないが故に、何もかもを兼ね備えたいい悪役だったな…
お疲れ様でした、エンターさん。

・戦いの後で
ビートバスターが何も言わず消えていくのが切ない。
亜空間が消滅する直前、ヒロムの父親や陣さんの声で生き延びる、というのは印象的だった。
14年間の戦いが、ヒロムたちの死を持って終わるなんて悲劇過ぎるじゃないか。
「帰るまでが遠足です」ならぬ「帰るまでが戦いです」
生き延びてよかった。ご都合でもよかった!!※Jのおかげ

しかしあんなシーンでも「一片のの悔いなし…!」ポカッって入れ込んできたJすげえ。
貫いたな…キャラを!!

・陣と黒木と
黒リンが陣の死を感じ取った姿が切なくてグッと来た。
多くを失って、傷が薄らいだころまた大事なものを失って。
傷ばかりが増えていったけど、新しい傷を誰かがつくらないようにぐっと我慢する。
そんな姿が、大人だった。
良い大人に恵まれたと思う、ゴーバスのメンバーは。

・ラストシーンの後で
ヨーコちゃんは学生に。リュウジはエンジニアに。樹液は森の管理人に。
樹液の自己紹介が切なすぎる!!陣さん生き返って!!!マジで!!!
そしてまさかのヒロムはニート化するというオチwwwちょっとワロタw
まあいいさ、13年分じっくり悩めば!

何もかもが救われるオチにはならなかったし、暗すぎたり、難しかったり、ちゃんと伏線を消化できなかったり、いろんな悪い面もあったかもしれないけど、総合的に見れば面白かったと思います。
今までなかったことにチャレンジしてて、久しぶりにしっかり見た戦隊の中で斬新な印象でした。
アクションがすごくよかった印象が強い。戦隊のアクションって結構一辺倒なところがあったけど、ゴーバスは割と変則的なアクションが多くてよかった。見ごたえがあった!

なんだかんだ言って一年間楽しかった。
Gロッソのイベントデビューがゴーバス、という意味でも自分にとって新しいことがいろいろあった戦隊でした。
たまにはこういう変則的なのもいいんじゃないかな。オーソドックスももちろんいいけどさ。
伏線等々やらいろんな細かい点を突っ込むのはきっと別の人がやるだろう。
あと単純に最終回の余韻でうまく感想が書けない。
だからまた追記するかも。もう一回見てからね。


私はただただ、こう言いたい。

スタッフ、キャストの皆様。
一年間、お疲れ様でした!ありがとう!!!