マシンキバーは紅家のガレージに保管。
字面で「マシンキバー」って視たときの衝撃が忘れられない…!!「キバー」て!!ブハッ

静香の謎が解明されたのが一番うれしかったw
キバット、大牙まさかのリストラ、キャッスルドラン組(次狼さん以外)もリストラなど、大胆なオミットが見受けられます。
しかも次狼さんが現代に生きてる!!!
まあ監修・井上敏樹ですから、その名前を見た時点で予想は余裕ですよね☆い・ま・さ・ら♪
本編よりも昼ドラテイストがさらに強くなってますが、キャラが少なくなった分、微妙なツッコミどころが減って、人間関係はより一層濃厚に。

そして753ファンにはつらいものとなっている小説なのでした…
753…
面白かった。なんかもうキバだった…みんなが描くキバそのものだったよ!
本編では、渡は人間として生きることを決意しファンガイアとの共存を図りましたが、今作では大きな規模の組織に関わることなく、渡個人としての決断が本編とは違った形で描かれました。
渡が守るべきものは暴力にしいたげられた弱きものたちであり、その暴力は人であれファンガイアであれ倒すべきなのだという。
渡は人であり、ファンガイアである。
それを受け入れて、渡はキバであることを受け入れ戦う…
本編とは微妙に異なる落としどころだったと思いますが、これも一つのキバという作品の答えなんじゃないかなあ、と思います。

ラストのあたりは駆け足で「本当にこのページ数で終わるのだろうか」と別の意味でハラハラしていましたが、きれいにまとまりました。良かった…
割と音也や真夜のくだりはさらっといった気がします。終わりもわからないし。(多分TV準拠)
でもそれでいいのかな…物語っていうのは総てを描かないからこそ美しくあるものだ。

あとは気づいたあたりを。

・静香の謎
なんで紅家にいりびたっとるねん!と本編で思いっきり突っ込んでましたが、一応ちゃんとしたフォロー?がされてました。冒頭では主役だし。
解ったことというと…
・静香は高校2年生。女子大付属高校の上位5位圏内の学力で推薦で大学に行ける(予定)
・母はおらず、父と弟2人は海外に。(父の仕事のため)
・母代りに家のことをすべてこなしてきたが、家族が海外に行ったため暇を持て余していた
・渡が生活費を稼ぐため開いたバイオリン教室のチラシを見て渡と出会う
・渡のこの世アレルギーを治すため、世話を焼く
・渡には恋心を抱いているが、言い出せずにいる
ということだそうです。
本編でこういうことについてちゃんと説明ってあったっけ…まったく記憶にない。忘れてるだけ?それとも私だけハイパークロックアップされたの?
厳密には本編とは違うのかもしれませんが、一応フォローが入っただけいいかなと。
すっきりしたわー。行動に意味合いがついてすっきりすっきり。

・315じゃない753
753が753じゃない…!!これではもはや名護さんだー!
初期753(しかも面白くない)が正義を暴走させたバージョンの名護さんでした。
みんなに愛される、俺たちの753には程遠い!!あれは役者の力あっての753だったのだなと再確認しました。
損な役回りだなぁ…恵は割とTVと同じなのに。
753は犠牲になったのだ…でも753は315です!!!

・地上最強の親父
音也強過ぎワロタwwwwwww生身でファンガイアを3体も倒したぞコイツwwww
TV版でもその能力の高さが際立っていた音也ですが、小説はなお一層強くなってた気がします。
イクサが渡の時代に配備される、という設定だったため、過去はイクサなし。ファンガイアスレイヤーだけでビショップ(っぽい人)を倒すとかおとーやんマジ無敵w
しかし、音也がぶらぶらしてる状態とか、戦闘力の高さとか、結構説得力ある内容になっていたのでよかったです。

音也はゆりから真夜に乗り換えるという、史上最低な行為とののしられても仕方ないようなことをやってのけるのですが、それでも憎めないどころかむしろ好きなのは、音也の才能が故の孤独を感じられるからなのかな…
誰もついてこれない、頂点に立つものだからの孤独。
そういう孤独を分かち合える存在だから、音也は真夜に惹かれたっていうのもあるわけで…
ゆりが自ら身を引く、というのも実に趣深くて良いと思います。
総じてこの二人はどっちの立場になっても「羨ましい」と思えるからいいのかも。
愛した女が別れたとしても幸せになれるっていうのはなかなかすごい。
そう思わせる音也はいい男なんだなぁ。

・わたるん
渡は本編よりも男っぽく描かれてました。
静香に欲情したり、深央と関係をもって動静を始める渡とか斬新。
井上は日朝に書けないから、小説では濡れ場を入れ込んでくるんだなw流石w

渡が良く風呂に入っていたのは、「この世アレルギー」対策だったのね…
ただのサービスシーンじゃなかったのか。申し訳ない。
しずかちゃん並みの風呂率ライダーには意味があったのだ…

やはり渡は静香と結ばれるのだろうか。
本編だとあんまり報われてなかった静香ですが、小説だと優遇されてるし…TV版でもそうだったのかな。
本編だけだと「えー、静香かよー」と思っていましたが、小説を読むとそれで祝福できる!不思議!
しかし仮にそうだとしたらあの息子ってどうやってできるんだよwww隔世遺伝しすぎだろwwwww


ということで、本編の再構成をしつつ、物語の補完もしている作品でとても面白かったです。
私がキバが好きっていう贔屓目を差し引いてもいい出来なんじゃないでしょうか。
ぜひご一読ください。