君の~すべ~てを~この手で~守るためなら~♪

蓮の「LONLY SOLDIER」www
当時、ソンコレで「なぜ真司は歌わないのか」という疑問が本当に強かったのですが、次の555でも巧が歌ってなかったからそんなもんなのかな…と思ってました。
でも剣は歌ってんだよねぇ…当時知らなかったけどさ。
だけど、正直一番の勝ち組はいまだに伝説を残している北岡先生の「消えない虹」だろうな。
伝説のスタッカートwww
10年たっても受け継がれるその伝説…!!やっぱり先生はすごいですね!!

歌についてはサブライダーのほうが充実している。そんな気がする。加賀美とか。

<続く>
第37話「眠りが覚めて」
第38話「狙われた優衣」

・オルタ登場
オルタナティブ出てキター!!!モチーフはアリンコなの?!
バイザーの声が高めの女の声で不思議な感じだわぁ。
あと、毎回カードが消えてなくなるという燃費の悪さw
しかしこんなのを作り出した香川教授は本当に天才だな…
偶然の発見でミラーワールドを見つけ出し、それを活用することを思いついた士郎もそうだが。

・蓮の想い
すげーツンデレ!!!ここまで貫けるとやはり一流だ。
やっと目覚めた恵里のもとにはいられない負い目というのがつらいな…
「元の生活に戻るには戦いすぎた」という台詞から、やはり蓮が誰かの命を奪った罪を抱えて生きていく覚悟があるんだと思わせる。
真司ぐらい単純にまっすぐ生きていられるなら、蓮の運命も違っただろうに…
「世界を敵に回しても、生きていてほしいと思う人間がいる」という蓮の言葉の重さ。
自分の命を削ってでも生きてほしいというその気持ちが切なすぎて辛い。
普通だったら二人で生きていこう、という話になるんだろうけど、一方が死の淵にある状況だから、一方が命を削るしかないということか。
状況的にはどのみち詰んでるわぁ。

・監獄デート
令子さんと北岡先生の監獄デートw
令子さんが上手に北岡先生を使いすぎてて笑えるw
にしても北岡がなぜ浅倉の弁護士になったのかっていうのが謎だな。
昔貧乏してた頃に国選でやってたんだろうか?

・恵里の逃亡
病み上がりは無茶だろw
結局、蓮は自分の愛する人を襲った怪物の力で戦ってんのよね…なんという主役。
恵里の目の前で変身した蓮の気持ちを考えると胸が痛くなるわ…
正直、今回の2話は蓮の話が重すぎてあんまり楽しめなかったw(内容的には充実してた)
重い、重すぎるよ蓮!!

・ダブルひき殺しアタック!!
真司と蓮のダブルひき殺しアタック炸裂!今見ても凄いバイクである。
もうここまで来ちゃうとカッコ悪いようなかっこいいような、ともかく凄いの一言w
もうサバイブのバイクは解体されちゃったんだろうか…
普通に使ってるバイクなんかは良く展示があるので、ああいう場所で展示してほしいなぁ。
ちなみに夏場のプレミアムステージ(後楽園のヤツ)でマシンウィンガーに乗れたのは凄く嬉しかった。他の機体もぜひ乗りたいものだ。

・新しいバイト
人当たりのいい東條君w
彼の持っている、普通そうな感じなのに高圧的な時もあり、かといって精神的に強いわけではない、という複雑さがいいよね。
役者の持ってる雰囲気によく合ってる。
にしても花鶏のバイトはろくな奴が来ねえwww全部ライダーばっかwww

・英雄の条件
ミラーワールドを閉じるためには神崎優衣を殺せばいい。そういわれて悩む真司。
一人の命と十人の命。
赤の他人なら皆同じような命の重さだけど、一人でも知り合いがいればその重さは極端に変わってくる。
結局命の重さなんてもんは平等じゃなくて、相対的なものなんだよということを思い知らされる一幕でもあるな。
ここで一人の命を選べないところが、真司の強さでもあり、弱さでもあるのだが…

・給料カット
『社会人もする』『ヒーローとして地球を守る』
両方やらなくっちゃあならないのが仮面ライダーの辛いところだな…
北岡先生は自営業だから時間の都合が比較的つくけど、真司はキツいよなー。でもジャーナリストなだけまだマシ?
「何か秘密を隠してる」と知りながら見守る編集長は大人だな…
ちゃんと示しがつかないから給料マイナス、っていう采配も良し。
OREジャーナルがあれだけ人を抱えてもやっていける理由がわかる気がする。
いい会社だよな。羨ましい…

・仲村死亡
仲村さん死んだああああああああ!!
「一人か十人かじゃなく、どちらの命も救いたい」
そういって背を向けた真司に襲い掛かる卑怯さも、ただただ仲間の仇を討ちたいという仲村さんの想い故なんだけど…
「正義に私情を挟むべきではない」という東條の独断専行で、タイガのファイナルベントを食らって死ぬ仲村さん。き、気の毒すぎる…!!
復讐に執念を燃やしていた分、佐野満(インペラー)よりは戦う理由があったのかもしれないけど、死ぬほどじゃなかったよな。
しかも死んだあとの台詞が「仲村くんには悪いことしたかも」「でも、もうやっちゃったから…」で済まされるって気の毒さ半端ねえw

・再び眠る恵里
また眠りについた恵里。
うっかり神崎士郎の差し金と勘違いしていましたが(前回参照)偶然だったんですね。
記憶というのはあいまいなものですテヘペロ☆
あれだけ冷たくしていた蓮が、再び恵里が眠りにつく寸前に、いてもたってもいられず病院から強奪→海で語らうシーンはカッコよすぎて痺れますな。
いやそんなことするぐらいなら最初から優しくしてあげれば?というのはやはり二流なのだろう…
自分の負い目や複雑な思いを抑えて距離を取っていたのに、やはり抑えきれずに行動してしまう、というその人間味がいいのだ。
一流のツンデレだから許される。蓮はやっぱり男前だなぁ。
でもBGMが挿入歌でちょっとワロタwいいシーンだけどなぜか昭和のかほりがwトレンディwww

・浅倉さんチョイ出
久々に理不尽にイライラしてるw拘置所の柵に手錠をかけれた警官がすげーよw
やっぱり浅倉がいないとライダーバトルは締まらないなw

・東條悟、という男
仲村を殺して責められて「だって…もうやっちゃったから…」と涙を浮かべる。
「ゆとり」とはまた一線を画した未熟さと危うさと狂気をはらんだそのキャラクター、やっぱり好きです。キレッキレです。
求める結果のためには経緯を問わない、殺人をも肯定してしまう常識の欠如と、無邪気な罪の意識の無さとが合わさって、絶妙な狂気を演出できているな。
後半の登場のためあっさりな描写の印象ですが、ポテンシャルはかなり高いキャラクターだったと思います。
ただ同ポジションに浅倉がいたから、そこまでデカく成長できなかったのが残念。

結局彼の過去が語られることはありませんでしたが、「みんなが僕を好きなってくれるかも」という動機で英雄になりたい…っていうのは、両親から愛されず、英雄になれば愛を与えられるって思いこんでるタイプだからなのかな。
たとえば、両親と暮らしていたが、弟ばかりを偏愛する両親に育てられ、両親と弟の車に細工をして亡き者にした後、香川教授に拾われる…みたいな(なんてベタ)
もしくは、実際には両親(健在)から愛されていたが、それに気づくことなく死んで、葬儀の場で実は彼が愛されていたことに気付かされるオチとか。
そういうベタなやつでもいいので、もっとバックボーンが欲しかったキャラでしたねえ。もったいなかったです。
でも今でも、浅倉とは別のベクトルで狂ってる感じは高く評価してます。


なんか散漫になってしまいましたが、ラストへの準備が次第に整いつつあるのが何とも切ない。
重いシリアスが続くと精神衛生上よくないよなーと改めて思うw
こんなのを日曜朝にやってた時代は、ある意味平和だったなぁ…