健太、耕一郎、瞬、千里、みく…みんな卒業おめでとう!!

ひょんなことから戦いに巻き込まれた彼らの長い一年が「卒業」という晴れ舞台で締めくくられる、最高のフィナーレでした。
高校生とメガレンジャー、二足のわらじを笑顔で卒業できて、本当に良かった!
メガレンジャー、間違いなく名作です。

<続く>
・第49話「絶望!俺たちは嫌われ者!?」
・第50話「壮絶!灼熱の超戦士ユガンデ」
・最終話「つかむぜ!俺たちの卒業証書」

とうとう正体がバレ、ネジレジアの魔手は健太たちの生活圏に及ぶ。
今までは正体を隠していたからこそ守られていた平穏が、一瞬にして戦いの場になってしまうという恐ろしさ…
いわばサラリーマンの休日(オフ)に仕事で電話突撃してくるようなもんだから、ヒネラーのやり方は「悪」としては正しいけど、非道だし非常識だよな。
でもその位、メガレンジャーを倒すことになりふり構ってない姿が、本当に最後の最後、総力戦であることを思わせる。

学校のみんなを守るため正体がばれてしまった健太たちを、みんなが責める姿は本当に見ていていたたまれなかった…酷すぎるだろ…
でも、命の危機を感じて恐怖するのもわかる。
その原因が健太たちにあると、短絡的に目の前の脅威を恐れるのもわかる。
その場の雰囲気で、一番迫害しやすいものを責めてしまう気持ちもわかる。
本当の敵は、悪は、ネジレジアだと分かっていても、論点をすり替えて責めたい気持ちもわかる。
校長や黒沢の言い分もわからないではない。
彼らはメガレンジャーの戦いを一部しか知らないわけだから、その結果しか見えていないわけだから、その功績を認められないのもわかる。
健太たちを責め立てた先生やクラスメイト達の気持ちがなまじ理解できるだけに、このシーンの辛さが胸に迫る。
どんなに一生懸命に、命を危険にさらして人々を守っても、人々から称賛を受けるとは限らない。
それは現実で、事実で、あまりにも空想の世界に似つかわしくないリアリティだ。
そんなリアルをもろにぶつけられた健太たちの心が折れてしまうのを、誰も責めることはできない。
彼らが犠牲にした青春の大きさが、こんなにも重くのしかかるシーンはないと思う。
それに追い打ちをかけるように、もう一つの安息の地である自宅を破壊されるという悲劇。
家族は無事でも、帰る場所がなくなってしまうという絶望感は、高校生には辛すぎる。
今までの頑張りを知っている分、メガレンジャーへの思い入れが強いほど辛いシーンだったな…

絶望し、戦うことに意味を見いだせなくなった健太たちを、裕作さんが励ます。
裕作さんは健太たちの絶望を共有できないけど、共有できないからこそ解ることを身体を張って健太たちに伝えたんだろう。
報われなくても、辛いことがあっても、立ち向かわなくちゃ何もかも失ってしまう。
だから、今できる精一杯で大事なものを守れ。後悔しないように。
そういう気持ちを、健太たちよりちょっとだけ長く生きてる裕作さんはエールとして送ってたんじゃないかな。
大人社会の酸いも甘いも、いろんな壁にぶつかった裕作さんだから、健太たちに後悔してほしくなかったんだと思う。
裕作さんはここからしばらく「6人目」で「社会人」な立場のせいかサブに甘んじているけど、健太たち高校生を戦闘の場でサポートできる大人として活躍していてよかった。
最前線に立てない久保田博士の代わりを、しっかり勤め上げてたと思う。
あくまで健太たち5人がメインの戦いを進める展開は良かった。
「高校生戦隊」というテーマをきっちり意識した展開だったし、高校生と大人たちっていう構図を最後まで守り切っていた。
大人も子供も、立場はいろいろでも、信念を持って戦う姿は素晴らしい。
そういうことを感じさせてくれたな。

仮のデジ研への健太たちの反応は、この辛い状況下で笑わせてくれるいいシーンだった。
健太w逃げんなwww
アレはたぶん掃除が嫌だから?なんだろうけど、いつも通りで安心するw
こういう状況、きっと一人だと辛くて仕方ないけど、5人いれば乗り越えられるっていうのが感じられるシーンでした。

鬼の形相で打ち込むヒネラーを助けようと、暗躍するシボレナ。
学校のデジ研に目をつける=非常時のためデータが初期化できていないという展開も、INETを無駄に下げない展開でいいね。
本拠地までばれるっていう非常事態に、死を覚悟してパワーアップするユガンデというのが何とも言えない緊迫感だ。
死ぬとわかっているパワーアップに対して否定的なシボレナと、死をもってしてもヒネラーに尽くそうとするユガンデに、敵ながら感動を覚えてしまう。
なんだかんだ言って、この二人は仲間意識あったしな…あれ、ビビデビは?←

メガレンジャーに対して否定的な噂話をする市民の図に、本当に腹が立って仕方ない。
でもこれって現実でありうることなんだよな…
誰もが正義のために矢面に立つ人間を褒めるとは限らない。
そしてこういう人間に限って、何かあれば真っ先に助けを求めてくる。
お礼もろくにいえない母親と、素直な子供の構図は現代にも通じる。
そういう人間の身勝手さ、汚さを描きながらも、一抹の希望を見いだせる瞬間を描く…というのが、メガレンジャーの深さだね。
そういえばここで、落ち込んだみくを励ます瞬が優しかった。
後々いい仲になる二人のきっかけは、このあたりだったのかもしれんな。

ユガンデが今までで最高の活躍を…ホロリ
今まで裕作さんにいいようにやられるお仕事だったからなあ。
最後の最期、反則のパワーアップとはいえ、いい仕事ぶりだった。
メガボイジャーじゃなくギャラクシーメガと戦う姿は、最初のころからの因縁を感じさせたな。
そして折れる剣w武上脚本おなじみ(?)の絶体絶命状態だw
ここぞというときに高価が切れてしまうのが残念。ユガンデ…お前はよく頑張ったよ…!
ボロボロすぎるギャラクシーメガにスクラップにされたデルタメガに、なんとか動いてるメガウィンガーと、本当に総力を尽くした戦いになってた。

ユガンデをかばって傷つき、ヒネラーに別れを告げるシボレナが泣ける。
ユガンデがINETの基地を破壊したと聞き、喜びを浮かべるヒネラーの姿がその悲壮感に拍車をかけるな…
兄弟同然のユガンデを失い、自らも命尽きる時、娘としてヒネラーに別れを告げる…やっていたことは真っ当ではなかったけど、シボレナたちも確実に仲間や家族という絆を知っていたんだと思う。
でもその絆を、他の人にまでむける余裕が無かったというか、自分たちの殻に閉じこもってしまい、それで本当の幸せをつかめなかったのだろう。
思えばかわいそうな存在だった。
まさにねじれた心が、掴めるはずの幸せを奪ってしまったような気がする。

ここでもまたメガレンジャーは迫害されるけど、これは健太たち本人を直接知らない人々なんだよな。
だから友人知人の応援が映える。
昨日まで同じ学校で高校生してたやつらが命を懸けて戦ってるんだと、クラスメイトが応援する姿は感動した。
手のひら返しっていうのもあるだろうし、安っぽいかもしれないけど、一瞬間違ってもまた後悔して自分を正していかなくちゃいけないんだと思う。
そういう意味では、シンタロウの姿は印象的だったな。
親友が傷ついたことで感情に流されてしまったけど、健太たちの姿を見て己の行いを反省し、誰よりも大きな声で応援するっていう。
もちろん最初から応援していた恵理奈やジロウ、大岩先生はもちろんだけど、これまでの交流の深さなんかを考えると、健太たちの高校生活が充実してたんだろうなと思わされるシーンだった。

そして、ヒネラーもとい鮫島は復讐のために自らを犠牲にして戦いの場に赴く。
執拗に久保田博士を狙うのは、己に降りかかった不幸を受け入れられず、総て久保田のせいにすることで逃げたいという心の表れだったのか。
久保田博士からすれば逆恨みというか、お門違いもいいところなんだけど、きっと鮫島はそうしないと生きていけなかったんだと思う。
「お前たちはそれで幸せか!」
そういうヒネラーも人々に裏切られ、人間に失望し、闇に心をむしばまれていった。
健太たちをこんな風に追い詰めたのも、自分の経験があったからなのかもしれない。
だけど健太たちは同じような状況になっても、ヒネラーのようにはならなかった。仲間達がいたから。
鮫島も、ほんの少し心を開いて久保田と分かりあっていたなら、こんなことにはならなかったのかもしれない…

健太たちが乗ったメガボイジャーが爆発し、誰もいない教室に飾られる百合の花が寂しい…
でも、そこから卒業式に乱入してくる5人のカタルシスが半端ないw
まったくほんとにどうかしてるぜって軽さwww
あのスーツ、ヘルメットが取れるのかよwとついツッコんでしまった。
シンタロウのことをちゃんとフォローして許すところも、禍根を残さなくていいな!
五人が諸星高等学園の生徒として、メガレンジャーとして卒業できたのを、久保田博士と裕作さんが見守っているっていうのも良かった。
最後の締めが集合写真というのも、メガレンジャーの過ごした一年間をしっかりあらわしてて本当に良かったと思う。


高校3年生の一年間の青春と正義のヒーローとしての戦いを、両立して描き切った作品だと思います。
高校生という「子供」の存在を大人たちが見守っている構図もバランスが良く、様々なエピソードで胸を熱くさせてくれました。
高校生というテーマを最大限活用し、最高のフィナーレを見せてくれたメガレンジャーという作品、短い間でしたがきちんと見れて良かったと思います。
本当に面白い作品でした。
感動してまとまってないかもしれないけど、これで完走!
ありがとう、メガレンジャー!!


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