戦隊おなじみ真冬のクリスマス商戦まで。
ラストとんでもないことになりそうなので、早めにまとめておきました。
ツンになりきれない殿、やっぱ殿。

<続く>

・「弱くなった」と言われてツン化した殿
十臓に「弱くなった」と言われてショックを受ける丈留。
守るもの、守りたいものが増えたから、自分自身を惜しむ気持ちが出てきて弱くなった…というのが十臓の論調だけど、普通は「強くなった」ネタで使われる内容だよなって思いました。
ただ、丈留自体が元々一人で戦うことを希望していて心を閉ざしていた経緯を見るに、十臓の言い分は丈留にとっては正論だと思うところがあったんでしょうね。
この後の展開の伏線にもなってる(と思われる)殿の心変わりですが、自分の態度がみんなを不安にさせているだけという事実を知って、元の殿に戻ってくれてよかったです。
まったくもう萌えキャラなんだから殿ってば!

・ことは成長完了
ことはが「姉の代わり」という自分の存在から脱却して、やっと自分自身が一人の侍であるという意識に変わった姿が感慨深かったですね。
これまでの様子でことはは結構強くなってると思っていたんですが、丈留の不安定な心境にあてられて、それまで自分が得てきたものが揺らぐというのが上手かったなと思います。
最終決戦を前に、ことは自身、またことはを通して丈留自身が納得する形で「侍」というものに向き合う機会があったのはいいことだなと感心しました。
ことはの自信の無さや純粋さは、時にまどろっこしくも見えるけど、他の人の心を動かす力を持ってるんですよね。
しかし、ことはの卑屈さは歴代戦隊内でもトップクラスなのでは…w

・源太の優しさ、侍の覚悟
裏正が十臓の家族と知って、最大のチャンスをみすみす逃してしまう源太の甘さ…
流ノ介が言うように、この世を守る侍としてはあそこで十臓を倒すべきでした。
でもそれができないのが「寿司屋」の源太なんだなぁ…と、ここにきて侍としての基本をたたき込まれていない源太とその他の溝が浮き彫りになりました。
今までそんなに差がなかった分、ここの差っていうのは源太自身にとっても辛いものだったんだろうなと思うと同時に、この差をうまく見せることで、源太もやはり「侍」の一員であるという形で見せる構成のうまさに唸ります。
閉塞された人間関係を外界とつながる窓口ともなっていた源太。
彼が担っていたのはそれだけではなく、人として忘れてはならない優しさや甘さを持つことだったんだなと、十臓に頭を下げる姿を見て納得しました。
侍じゃない一般人だからできるその素直な行動は結局裏切られてしまうけど、その心は忘れてはいけないものだよなって思いました。
源太を助ける男衆の熱い思いが良かったです。男の子っていいわね!的な熱さたまらんw

・男前杉御大将
ドウコク△。ヤダ…抱いて///
大荒れの時代を癒してくれた太夫に対してのドウコクの情が熱くてカッコよかった。
なんて男前なんだ御大将…敵ながらアッパレだ。シャダムとは違うw
ボロボロになりながらもその圧倒的な戦力差を見せたドウコク。
これホント「勝てる気がしない」を地で行くなw
水切れで沈んでる間にアクマロが暗躍するという、そのへんの展開も上手かったですね。無理がなくて。

・十臓、その闇
十臓の闇深すぎィ!!!!
家族の嘆きを聞きながら人を切ることを止めなかった十臓…確かに彼はもはや人ではない。外道だ。
ここまで十臓を駆り立てているのは、求めるが故に満たされない餓えなんだろうけど、哀れだけどもその純粋さには一抹の羨望を感じるというか、なんというか。
アクマロが失敗したのは、人間の闇をあまりに浅く見積もっていた事なんだろうな…
十臓は、太夫と比べると寄る辺がない分、外道に染まりやすかったのかも。
太夫は新佐の三味があるかぎり、人間としての性分を捨てられない気がするんだよね。

・アクマロの野望
200年かけた野望がパァになってザマァwwwと思ったけど、地獄に憧れるその姿には多少の同情を禁じ得ない。
外道衆自体が天国にも地獄にも行けず、寄る辺の無い根無し草として長年活きるよりほかなく、目的もなく生き続けるというその苦痛を思うと、自滅するとわかっていても「終わり」のある場所=地獄に惹かれるのは何となくわかる気がする。
アクマロを地獄へと突き動かしていたのは、抱え込んでいた空虚な想いなのかなぁ…と、死に際の高笑いを見て切なくなりました。
「久しぶりだな…死ぬのは…!」っていうNEVER的な喜びというか、死ねることに対して、終わることに対して喜びを感じてる風情に、ちょっと可哀想だなと感じてしまいましたね。
なんだかんだでいい敵役だったと思います。

・全折神合体~恐竜もあるよ!~
真・全部乗せキター!!!全力の販促、僕は敬意を表するッ!
前回の感想で「恐竜があれば12揃うのに」という話をしていたらちゃんとやったw立派だw
でもそれなら十二支にしてみてほしかった。
費用面もあっての限定特別版かもしれないですけど、アクマロという中ボスを倒すにふさわしい場でのお披露目で良かったです。
あとシンケンオー~カブト・カジキ・トラが久しぶり過ぎて笑ったwなっつw


あとはラスト駆け抜けるだけか…なんかもったいない。
まだ全部見てないから確実な評価はできませんが、2000年代戦隊でトップクラスに完成されている作品かもしれないな、と感じています。
今再放送してもウケそう。

ここからの怒涛の展開、実に楽しみです!

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