どうしよう…兄ィがパツキンの矢車さんにしか見えない…助けて天道さん!!
あとオカン好きや結婚してくれ!でもやっぱ軍平さんを注視していたい気もある。ヤダ恋のジレンマ(白目)

ゴーオンウィングス加入で際立つ、ゴーオンジャーのいい奴っぷりが半端なかったw
ヒラメキメデス関連の一連の流れは、登場人物総ての株が下がることなく終わるという奇跡の展開でしたね。
敵も味方もそれぞれいい奴ってどういうことやねん!!最高や!!

【お詫び】
前回の感想で「連は『~っす』って言葉遣いが合ってない」って書いたけど、実際に「~っす」って言わなくなった連はただのイケメンで個性が死んでたので、彼はあれでいいんだと思いました(小並感)

<続く>

・新加入メンバーの印象
大翔(ゴーオンゴールド)
→どう見ても矢車さんです本当に(ry
ゴーオンにあるまじきクールで落ち着いた、かつちょっと嫌味な完璧野郎だなと思っていましたが、クールだけど熱い思いを秘めているシスコンだったので安心しました。
でもすげぇキャラ浮いてるwww
ただゴローダーGTあたりで改めて「仲間」について思うところがあった以降は、ちょっとコミカルな面も見えてきてて馴染んでる雰囲気があっていいですね。

美羽(ゴーオンシルバー)
→ツンケンしてるのかなーと思ったら、ただの兄ィ大好きっこだったw
兄よりは断然ゴーオンジャーへの理解が早かった印象。早輝とも仲良しだしな。
走輔が気になる辺りの流れも、無理ない感じでよかったです。
兄のために頑張ってる部分も結構あって好印象。でも走輔には一生気持ちを気づいてもらえなさそうだ…ガンガレ

この二人がゴーオンジャーを見下してたのは、彼らが独学で自由に行き当たりばったりでガイアークと戦ってたからなんだけど、それが彼らの持ち味でいいところでもあり、窮地を切り開く力にもなりうるというのを徐々に気づいて和解するっていう流れが綺麗でした。
ちょっとだけ悪者になりつつも、やっぱいい奴らじゃねえか!っていう流れに、彼らの先生であるジャン・ボエールを挟み込んだのもうまい。
5人との直接のやり取りではなく、師を挟んでの理解だから、ウィングスの心模様の変化も穏やかに感じましたね。
まぁ正直に言うと、こういう解説をするのが面倒な位、フィーリングでいい流れだったと思ってます。
考えるな、感じろ!!

・ゴーオンウィングス加入
兄の声が落ち着きすぎていて、美羽にかき消されるのが一番の問題だな。
兄ィ!頑張ってくだせぇ!!!(声質的に仕方ないけど)

お金、知識、経験…ゴーオンジャーが持っていないものを持っているゴーオンウィングス・須塔兄妹の登場で荒れるゴーオンジャー。
でも、結局はなし崩し的に仲良く
なってるゴーオンジャーはやはりたまらんなw
知的で先見性のある、知識と訓練に裏打ちされた隙のない作戦を好む大翔と、向う見ずな勢いと思い切りと、難局に消してくじけない強い心で窮地を切り抜けてきた走輔。
まったく真逆の二人が、反発しつつも互いに認め合い、そして仲間として絆を深めていくさまは見ごたえがありました。
一番驚いたのは、ウィングスがゴーオンジャーを見下している描写が多々あったのに対して、ゴーオンジャーは一切ウィングスを見下さない、というかむしろ認めてて、その上で自分たちの頑張りも認めてほしいというスタンスであることですかね。
あれだけ嫌味を言われても「ウィングスは俺たちよりも優れている」と認められる素直さ。
そのへんはホント凄いとしか言いようがなかったです。文句言いそうな軍平さんとか連ですら素直。本当にいい子たちだ、ゴーオンジャーは。753(遊び心非搭載.ver)では考えられないレベルだ。
ウィングスの物言いに腹を立てることはあっても、自分たちのやってきたことに迷いを持ったり、卑屈になることは一切なかったですもんね。むしろ勝利のために特訓するレベル。
まっすぐに突き進んできたからこそ、そんなふうに対応できるんだろうなぁと心が温まりました。

ヒラメキメデスの死ぬ死ぬ詐欺作戦に対してのゴーオンジャーの反応は、これこそまさにツッコミ不在の最たるものだなとw
そこで素直に応援するのかよっ!!っていう衝撃と、そんなふうに敵や味方を問わず応援できる彼らの心の綺麗さに、思わず笑い泣きでした。
一瞬でも、走輔たちがヒラメキメデスが怪しいと思ってついてきたんじゃないかと思った私がバカだったよ…w
そこからの勘違いも、真実を知った怒りも、ホント単純なんだけどすごく好きでした。
それまで走輔たちを下に見ていた大翔と美羽が、考えを改めるのもわかるw
多分ゴーオンジャーの5人は何にも考えてない。
小賢しい策とか、誰かを利用しようとか、そういう人並みの発想がまず無い。
でもだからこそ、幸運の女神は常に彼らに微笑むんだろうなと。
トッキュウジャーは「子供が大人」になってましたが、本当の意味での「大人だけど子供(らしい純粋さを持ってる)」ってのは、こういうのを言うんじゃないかと思います。
いや、単にバカなだけとか言っちゃダメw
小賢しい我々の予想のはるか斜め上を行く素直さというのは、時に意外性と幸せをもたらしてくれるものなんですね。
だから好きや、ゴーオンもガオも!!

・ヒラメキメデス登場から死亡まで
かつてここまで上司に愛されている副官はいたのかレベルでヨゴシュタインの覚えが目出度いwww
っていうか、ヨゴシュタインがヒラメキメデスを好きすぎてキモかった件w
一般的な戦隊なら、ぽっと出の副官は大体権力を狙ってるパターンが多いので、ヒラメキメデスもそうなのかな~とか思ってたら、全然そんなことはなかった。
むしろ、自分を一介の発明家から副大臣に引き上げてくれたヨゴシュタインのために、命すら投げ出す忠臣だったとは…
過去エピソードがエピソードなだけに、その忠誠心に心打たれる思いでした。
キタネイダスとケガレシアも、なんだかんだでヒラメキメデスをそれなりに受け入れてたり、思いつめたヒラメキメデスを見て「言い過ぎたかも」と反省してるあたりが、ちょっといい奴風情が出ててよかったです。
最終的に理論武装じゃなくて力による圧倒を選んだ彼ですが、デタラメになっても、結局走輔たちゴーオンジャーのでたらめさには勝てなかった、というのが少し悲しい。
ゴーオンウィングスを彩るライバル的立ち位置として、しっかり役目をはたして死んでいったキャラクターでした。良いキャラだったなぁ。
まさか幽霊になって復活するとは思わなかったがw
『喪中』クソワロタw2週にわたって喪中wwwヨゴシュタイン様完全にやる気失くしてるwww
ヒラメキメデスを失い、失意の上失踪→戻ってきたら「愛など要らぬ!」ってなってたヨゴシュタインも、結局は仲間たちと和解することで救われてるし。
本当にガイアークはいい組織ですね。構成員が少ない分、アットホームでほほえましいw

・セイクウオー
デザインが凄く…メダロットっぽいです…(解る人にしかわからない)
決めポーズが完全にメダロットやな、とか思う私は世代が古いっすかね。
あとどうでもいいですが「ジャン・ボエール」は「J・P・ポルナレフ」が元ネタなのかと勘ぐってました。ジャンボジェット+ホエールですわな、多分。
あとジャン・ボエールはどっかで聞いたことのある声でもやもやしてたんですが、ビーストキマイラの声の方だったんですね!いやスッキリ。

・エンジンオーG9
エンジンオーのいいところは、パワーアップしても素の名前(エンジンオー)が変わんないとこだと思う。
初合体熱かったなー。
G9が出てきた後も、場面場面でエンジンオー、ガンバルオー、セイクウオー、エンジンオーG6、炎神たち単体や炎神武装が活用されてるのが良かったです。

・個別回
ヒラメキメデス関連終了後には、各人を掘り下げるストーリーがきちんと設けられていたのがよかったです。
大翔はゴローダーGT回で仲間たちとの友情を再確認して、本当の意味でゴーオンジャーとして加入で来たって感じがしてよかったです。
走輔はゴローダーGT登場後の「友情ノパンチ」でスピードルとの友情が描かれてて、熱い走輔らしい一面がしっかり出てました。
連は「オカン」と呼ばれる立ち位置を捨てて、思い出の地蔵を救おうとしていましたが、最終的にゴーオンジャーのみんなとともに未来へ向かうことを決意してました。
範人は女装までする人の良さでオーセンの心を解きほぐし、弟っぽい立ち位置をフルに生かしつつも、彼の純粋さがしっかり感じられる話になっててよかったです。
早輝と美羽は恋愛がらみということでセット販売感はありましたが、女性陣の友情と連携を感じさせる話であり、恋愛関連は後の伏線?(参考:ゴーカイ)にもなってる回だなと思いました。
のちにアイドル回ではじけるからいいんですがw

個人回のクオリティも安心できるのがいいですよね。どの話もまとまってて、ちゃんとキャラの掘り下げにも寄与してますし。
ここ最近のニチアサではこういうオーソドックスな手法が雑になってて、奇をてらいすぎるきらいがあるのが私は許せません。
近年における脚本のクオリティ低下は顕著であり、キャラクターを身近に感じつつ物語を楽しむ、というごく単純なことが出来なくなっているというのは悲しいことです。
ゴーオンはどの回を見てても、新しい発見と楽しさがあるのがすごくいいですね。
え?軍平さん?それは別項で記載するよ!!!

・相棒grandprix5~その男、軍平につき~
とりあえずギリギリアウトどころかやりすぎなパロディの件。
というかむしろ本家のセット使ってんじゃねーか!!w
右京→左京のネタに特命係→特犯係とやりたい放題でしたねw
軍平さんがそれなりに優秀な制服警官だったこともわかりましたし、この世界での警察の立ち位置もさりげなく表現しててなるほどと思いました。
だからあんな風に押しかけ参加したのか、軍平さんは…
ちょっと特殊な刑事・左京を通して、昔の相棒と今の相棒、そして相棒にかける軍平さんの熱い思いなどがちゃんと表現されててよかったです!
一話だから許されたのかも知れないけど、ゴーオンのコンセプトともしっかり絡んだ「相棒」ネタでした。
ネタは突飛だったけど、意外に『刑事』で『相棒』してた、いい話なんじゃないかなと思ったり。
あと一応変装回だったことに後から気づきましたw
一番ひどかったのはやっぱウィングスだよなwさらし者www
あと、軍平さんはちょいちょい他人メインの話で話題をかっさらうのをやめてほしいです。
かつ丼とかホモに目覚めたりとか。卑怯すぎるw


・映画「炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!」
レジェンド映画キター!!
流れ炎神メンバーが豪華すぎるwwwなんやこのレジェンド感www
太秦映画村との恒例のタイアップでもあり、こういうタイアップの仕方はいいなと思いながら観てました。
さらっと町人で出てくるガイアーク勢ワロタwまた範人口説いてるしw

ストーリーもすごくストレートで、強くなりたい理由を忘れていた流れ炎神たちが、自分たちも正義を為すために再び立ち上がるっていうオーソドックスな展開に加え、走輔をはじめとしたメンバーたちの心の強さ、炎神たちとの絆、純粋な正義の描写が胸に響く作品でしたね。
コンパクトに必要な部分がグッと詰まっていて、さらにはテレビとのさらりとした連動もあるのは流石だなと思いました。
ガンバルオー、セイクウオー、エンジンオーG9が登場できない理由づけもきちんとしてましたし。(空間の裂け目をキャリゲーターとジャン・ポエール教官が抑えてたから出撃不能)
作中の経過時間は短い作品ですが、無理なくすんなりとキャラの心情も理解できる展開になっていて、烈鷹たちの決意や最期にはちょっと涙がにじんでしまいました。
走輔の男泣きも良かったです。走輔いい子だなぁ。

どんな世界でも自分たちを見失わないゴーオンジャーはやっぱ強いんだな…としみじみ感じました。
走輔と烈鷹メインではありましたが、登場人物の多さに比べてそれぞれに見どころが設けられていたのが良かったです。
ウィングスは出番が少ないのに、めっちゃおいしい立ち位置でしたねw
例年映画では出番が少なめの追加戦士ですが、インパクトという点で扱いはかなりいい方だった気がします。
7人変身の図もカッコよかったですね!

あれ?炎神大将軍カッコよくね???
カラーリングと部分的な意匠を変えるだけでこれだけカッコよく…!意外。
別にエンジンオーがダサいわけではないのですが、ボディの色が抑えられていてシブさが増してる分、カッコよかったですね。
正直大将軍系ロボでダサイのはいるんでしょうか?
ロボに詳しくない私としては、そこの正解が知りたいです。
ハズレなし、将軍系ロボ。無敵感あるよな。

最後に「ヒューマンワールドには私たちそっくりな正義のヒーローがいるかも」→EDで変身ポーズワロタwノリノリw
流石に街中ですれ違う演出はなかったですけど、それでいいんだなと納得しました。
ゴーオンの良さも、ゲストの良さもしっかり出ていたいい作品だったと思います!


ネタにしたい部分はたくさん山盛りなんですが、まとめて書くとどうしてもイマイチ拾いきれない感。
でもすごく楽しんでみていることだけは伝わればいいなと思ってます!え?無責任?いいんだよそれぐらいで!!