唐突過ぎる最終回でビックリだった。
でもこれで長い闘いの日々が終わり、ゴレンジャーたちにも休息が訪れるのだと思うと喜ばしい。
第1話の合言葉「カシオペア」がこういう意味を持ってくるとは思っていませんでしたが、やはり1話のネタを最終回で使うのは感慨深いですね!

<続く>

・第83話「オレンジ色の初恋!!吼える大都会」
毎度セットなペギーと明日香。
教授の護衛がイーグルの隊員で大丈夫だろうか…という心配は開始2分で的中w
案の定警備は任せられんなイーグルには…
襲ってきたダイガー仮面の吠え方が良いね。しかし、この襲撃でもうこの博士は普通の生活を送ることはできないわけで、そう思うと非道だな。

イーグル計画…なんか黒十字軍に筒抜けてそうな作戦だなぁ。
黒十字城に対抗するイーグル要塞を作るつもりなのか!そりゃすげえ!
しかし、関わった博士はみすみすやられてるから、計画は遅々として進みそうにないなw

ペギーさん、思わず任務を忘れる淡い恋…
いつもは戦士なペギーさんが乙女になってる…いいねぇ。
醍醐中尉との出会いは悲劇の予感しかしないが、それにしても任務の途中でデートはアカンやろ!!w
まさかの再開に喜ぶ中、コーヒーに一服盛られてしまった…やっぱり…!!
イーグル計画を確認するために、ペギーさんの恋心を利用するとは許せん!!
拷問に耐えて言わないようにしてたけど、やはりそれを上回る拷問の厳しさだったのかなぁ。良く効く自白剤だ。

新命さんと大ちゃん、出撃シーンが微笑ましいw
コンドラーの襲撃にもノリノリの二人、いいよね~。なんちゅう楽しそうな二人なんだw
しかし、第二研究所がいつものように破壊されてしまった!
ペギーさんが何も気づかずにいるのが悲劇に拍車をかけてるんだよなぁ…
「G.P」のライターがダイイングメッセージになって、犯人が大五中尉と分かったとき、ペギーさんが気が遠くなるのも無理はないわな。
自分が秘密を洩らしたということも気づいただろうし、ショックは計り知れんな。

ペギーさん、ピッキングもできるのか。流石w
醍醐中尉の居宅に侵入し、総ての真実を知ったペギーさん…乙女の純情を踏みにじるこの所業、許せん!
流石に最後に残った博士の警護はゴレンジャーが直にやるんだな。もうここまで来たらイーグルには任せられんw
コンクリートジャングル云々のセリフがカッコ良かった。
「広かジャングルたいね~」っていうのがまた雰囲気を出してるな。

しかし今回は力づくじゃなくて、ガチンコで暗殺方向なのか。
確かにゴレンジャーが張ってる状況だとこっちの方が有効だったな。
醍醐中尉の特技を生かした作戦だったということか。
ペギーさん、たった一人で暗殺を止めようとするも、間に合わず…と思ったら、それを見据えて人形を警護していたとは…!意外な展開だった。
これは注意のことをよく知っているペギーさんからのアドバイスがあっての作戦だったのかも?

ペギーさん、醍醐中尉を撃つときに目をつぶっているというのが切ねぇ…
ダイガー仮面として生きることを余儀なくされた彼の運命もまた悲壮なものなのかもしれないが、だからと言って人を傷つけて生きることが許されるわけじゃないからな。
しかし、前回の明日香の回と同じように、誰も救われない話だなぁ…

今週もアクションキレてる!
キレンジャーとミドレンジャーのドレミ打ちのコンビネーション良いなw
お邪魔するアオレンジャーもキザでいいね!
ペギーとダイガー仮面との一騎打ちは、ある種過去との決別でもあったな。

死因:鉄の罠
自ら鉄の罠にはまって死ぬオチw
戦闘シーンはいつも通りで、本編のシリアスさとかみ合ってなかったwカオスw
形見のライターを「いらないわ」というペギーさんの心中はいかばかりか…
そっと形見を差し出す海城さんも、いらないといわれて遠くに投げ捨てる海城さんも、寄り添うみんなも優しかったな。

・第84話「真赤な大勝利!!永久に輝け五ツ星」
まさかの最終回!まるで最終回の雰囲気がなく最終回に!!
色々と衝撃的だった…私が子どもだったら先週の予告で「マジデ?!ねえマジデ?!」って言ってるレベルだよw
どうも唐突に打ち切りだったそうですが、2~3話ぐらい余裕があれば、ゴールデン仮面の死や黒十字総統の謎なんかも、もっとしっかり描写されたのかもしれないですね。

星占いって、結構戦隊ヒーローにおける悪の組織には重要な代物よな。
しかし、結局星占いに従わないなら占う意味ねぇwwwなんだそれwww
総統の言うことは分かるけどな~。運命に逆らうっていう。
でも、よく考えればこの流れこそが、ゴールデン仮面が占った不吉の表れなのだろう…

とうとう黒十字総統VSゴレンジャー!!
総統閣下があの恰好で飛んだの凄すぎるwこっわwww
総統には、ゴレンジャーの武器があんな至近距離からでも全然効かないのか。
流石黒十字総統…!ただものじゃねえ…!!
普段はなんかゆらゆら揺れてるゆるキャラだとばかり思っていたのに…!
確かにこんなにあっさりゴレンジャーをあしらうとは、敵ながらあっぱれだな!

ゴレンジャーハリケーンはギロチン!!!首がああああギャアアアアア!!
どう考えてもアウトな絵柄だったけど、首がまた元に戻ったァァァァ!!
このゆるキャラ超つえええええ!!!
五人をたった一撃で…本当に強いんだな。総統は。

とどめを刺すかと思えたその時、なぜか総統が苦しみだした!
っていうか、あの頭のでかい十字?が本体だったのねw
不死身といえども弱いものはあるのかー。
結局最後まで語られなかったが「カシオペア」は正義の星ということなのかしら?

総統のためにゴールデン仮面が立つ!でも速攻死んでビックリ。
ゴレンジャーの攻撃を受けて消え去ったゴールデン仮面のねらいは、自分の細胞である金粉をゴレンジャーたちに取り付け、基地を探ることだったのか…
死してその真価を見せたゴールデン仮面。
命を燃やしてかけた虹、というのが実に良いセリフだった。
色々あったけど、迷うことなく総統のために命を捨てるという意味で、いい部下だったんだな。

太郎君だー!久しぶりー!
大ちゃんとの最後のなぞなぞ…宇宙旅行の先はカシオペア座か。
最後の最後に「カシオペア」のヒントをくれるために出てきたんだね。
ゴレンジャーを彩った陰の立役者でもあるし、最後に出てきてくれてよかった!
それにしても棒演技は2年ぐらいずっと変わんなかったなw
せっかくだし、007も出てきてほしかったなぁ…

ゴレンジャーの基地がとうとう敵にばれてしまった。
絨毯爆撃で敵の基地を潰す作戦、とんでもない大被害w
敵の総力戦具合が事態の激しさを物語っている。
ボロボロになった街中でたたずむ6人。悲壮感はあるけど、目は死んでないな。
基地を失い、後ろ盾を失い、ゴレンジャーは最後の賭けに出る…!

海城さん、大胆だなぁ。基地に乗り込んで「カシオペア」の秘密を探ろうとは。
黒十字軍が悠々と迎え入れたのは、絶対的優位を確信してたからなのだろう。
しかしやり取りの中で海城さんが星占いにも通じているとは意外だった。
贈り物はカシオペア豆電球!カシオペアの星の並びが総統の弱点なのかな?
豆電球ですら怯えるんだから相当なもんだよね。

最後の最後につかまる海城さん、そして今わの際でやってくる4人!
最後のバトルはゴレンジャーの「カシオペアスクラム」か!
一人じゃできない、5人だからこそ出来る最後の大技だね。
最後のゴレンジャーハリケーンは「カシオペア」!「W」の形の花火なのね。
ゴレンジャーハリケーンも新録だ!
しかし、これでも総統を倒すことは出来ないのか…

逃げ帰って行った黒十字総統は本体だけになって黒十字城に!!
スゲェ正体だなそれ!!今までずっとニセモノ?が指示を飛ばしていたのだろうか?
機械そのものが黒十字総統ってことだったのね。
そりゃ黒十字城はなかなか墜ちないわな。

そして最後にバリドリーン、スターマシンで突入だ!
この展開、前にも見たなw火の山仮面の時の流用だろこれw
しかしエンタメの神髄は爆破、これに尽きる。
あんな大きな黒十字城を爆破して破壊するとは、どのぐらいの火薬を詰め込んでいたのか…
バリドリーン、スターマシンよさようなら。
にしても、バリキキューンの出番がなかったのが残念だったな。

痛手を負ったけど、これで戦いは終わった…
地上の平和は五人の戦士によって守られた。
さらばゴレンジャー、永遠に…!


かなり昔の作品なのに、今見ても面白い、完成度の高い作品でした。
個性的すぎる敵怪人の数々、ゴレンジャーボールをはじめとした必殺技、バリブルーン、バリドリーンなどの戦闘機の魅力など、現代の作品まで脈々と受け継がれる要素が濃縮された作品だったと思います。
メインのキャラもまさに「プロフェッショナル」というにふさわしい描写が多く、身近だけども憧れる存在で魅力的でした。
個人的にはキレンジャー・大岩大太のキャラクターがとても好きでしたね。
栄転前は結構メインを張っていたのに、栄転後はあまりメインが無くて残念でしたが、あのキャラクターは本当にインパクトがあったんだろうなと思います。
キャストの降板やキャスト・スタッフ交代劇など色々とありましたが、それでも面白い作品でした。
最終回に初回のネタを持ってくるのはお約束とはいえ、やはり元祖は凄いですねw
ほぼ一年間、とても楽しく見られました。
戦隊ヒーローの元祖ということで視聴できてよかったです。
一年間ありがとう、そしてお疲れ様でした!


※Youtube土曜更新分の感想は今回をもって終了といたします。
今までありがとうございました。