ゴースト0話で、そしてちゃんと「仮面ライダードライブの最終回」でした。
本編でできなかったことを、特別編で回収できていたと思います。
最後の最後で、「刑事で、仮面ライダー」という看板に偽りない泊進ノ介が見られたような気がしました。
散々っぱらドライブの問題点を上げましたが、少し救われた気分です。

さようなら仮面ライダードライブ。そしてこんにちは仮面ライダーゴースト!
来週からは、命、燃やすぜ!

<続く>
・今回良かったところ
本編でできていなかった部分をフォローする作りでもあり、好感が持てました。
特に良かったと感じたのは、「進ノ介の行動指針にアドバイスをする幻のベルトさん」や「一刑事となった進ノ介をサポートする仲間として機能しているメンバー」「人間の悪意、で止まらずその先の回答を見出した進ノ介」などですかね。

定期的に表れるベルトさんの幻は、前回の別れから立ち直れない進ノ介自身の心の揺らぎと、一年間築いてきたベルトさんとの絆を感じさせる演出で良かったです。
ベルトさん自身もちゃんと事件に対するアドバイスっぽいことを呟くポジションだったので、真っ当なサポートキャラとして存在感が出てました。
最終的に、進ノ介が「仮面ライダー」という存在を自身の正義、信条に見出したがゆえにベルトの存在が消えるという演出は、一年間の積み重ねによる進ノ介の回答を肯定する演出であり、進ノ介自身のキャラが際立ったシーンでした。
「刑事で仮面ライダー」というキャッチフレーズが、「刑事という職務と仮面ライダーを兼任しているだけ」と形骸化していた本編と異なり、「刑事として市民を守る意識は、それすなわち仮面ライダーの精神と同じである」という回答を出した特別編には、大きな隔たりがあったと思います。
本来であれば、職務の一環としてライダーになるのではなく、自分の信じる正義を守るために、ライダーの前にまず刑事であるという意識を失わない進ノ介を描くべきだったんだな、と感じました。

また、サポートメンバーも各々きちんとした活躍ぶりがあったのが良かったです。
りんなさん、究ちゃん、本願寺課長も立場に見合う役どころでしたし。
特に現さんは大きな力=相棒を失った進ノ介に対して、先輩としての助言ができていました。
それは今までのように進ノ介=ライダーに追随する立場ではなく、先輩刑事としての立場があるからこそ言えた言葉だったと思います。
後輩の成長を見守りたいという思いがあるからこその言葉は、きちんと響くものでした。
私は現さん役の井俣さんが、脚本の毛利さんが所属する少年社中の俳優さんだとは知らなかったのですが、だからこそ現さんのシーンに力が入ってたのかなぁとも思いました。
今まで適当な扱いを受けていた現さんですが、今回はちゃんと刑事として描かれていたと思います。

本編最終回での「人間は悪意を持っている」という時点で止まっていたテーマを、きちんと消化したというのは大きな意味があったと思います。
「人間の悪意は『悪』である。しかし、正義の心はそれに立ち向かうことができる」という結論を、進ノ介の信念として表現したこと、これは本編で問題点だったテーマをきちんと消化していたのでよかったです。
もちろん言葉だけではなく、悪に対して毅然とした「刑事」という立場で、抑止としての力を発揮し、犯人を逮捕するという一連の流れがそれに説得力を持たせていました。
あそこで仮面ライダーにならなかったことが、テーマに沿っていてよかったです。

・ネオシェードのボス
財団Xが放り投げられている、というのはフォーゼでも解決しなかったんですが、ネオシェードはちゃんと回収されました。
これで壊滅ですよね、たぶん。
ついつい「手塚やないかい!生きとったんかワレ!!」的な感じでしたが、どうせなら眼魂をつかって雄一を生き返らせる的なネタを言って欲しかったです。嘘ですw
「下っ端だったと思ったら実はボスだった」の仕掛けは、そもそもネオシェード自体がいまいちよくわからない組織なので、あまりちゃんと機能していなかったと思います。
てれびくんのおまけDVDでも005が変装してたのは、ネオシェードのコピーキャットでしたし…
ネオシェード自体が話に絡んでいたのは早瀬の事件ぐらいですかね?

・回想の多い回
今までの総集編という意味合いもあり、回想が多かったです。
でもその回想がちゃんとキャラクターの行動のもとになっているというつながりがあったので、納得いく形で見ていられました。
今回がよかったと感じる理由は、余分な情報が少なかったからですかね。
ロイミュード関連での矛盾した行動の部分が回想に入ってこなかったので、至極まっとうに筋が通っていたのかもしれません。

・3人ライダー変身
「こんなことあったん?」レベルのポッと出戦闘パートでしたが、最期の販促ノルマとして必ず必要だったので許すしかないです。これは仕方ない。
でも最後に、なんかちゃんと3人が共闘してる感のある雰囲気で変身できたのは良かったですね。
剛は明るいバージョンでしたしw

・エピローグ
交通課から刑事課に栄転っていうのもありなんですね。
凄い畑違いなんですけど、霧子の身体能力ならありなんでしょうか。
ただ、特別編ではその身体能力が消えていたので、アクマイザー3のダルニアみたいに、恋をしたら普通の人の女に近づく的な要素があったのかも(適当)
最終的に進ノ介と結婚しますよ~子供産まれますよ~までフォローしててすごかったです。まあ順当ですが。
進ノ介は「長く捜査一課で活躍」って言われてましたが、映画だと30ちょっとぐらいで死んでるんじゃ…と思いました。
映画のラストだと未来は変わってない風情でしたが、もしかしたら未来は変わっているのでしょうか?

とりあえず、これで仮面ライダードライブの物語は終わりました。
最後の特別編で、本編のフォローがあった分、きれいに終わったと思います。
それにしても、最後の一番大事なところを他人任せにするってパターン、2年続けてというのはいかがなもんなんでしょうかw
私としては、投げ捨てられそうになった悪意に対しての回答があっただけでも、意味深い最終回だったと思います。



【仮面ライダーゴースト 0話】
なんか変なの来ちゃったー!!!
「敵キャラデザイン:島本和彦とビッグバンプロジェクト」はどう考えても笑いどころだろ!と思ってましたが、意外とイケるやん!
眼魔はちょっとショッカー風だけど、ここから進化していくんでしょうかね。
戦闘シーンが本気で「見えない」という勝負の仕方でちょっと笑いましたw
まさか、高速移動を始点と終点だけで表現していたウィザードよりも、もっと見えなくなるとは…幽霊だしね仕方ないね!

・ユルセン
毒舌系目玉キャラ・ユルセン。元ネタは「許せん」なんでしょうか。
ん?てつをかな???<ゆ゙る゙ざん゙!
喋るマスコットキャラの登場はちょっと戦隊っぽいですね。
ライダーでそういうの居たっけ…って思ったらキバット、キバーラがいました。ま た お ま え ら か !
キバ一族と親戚なのかもしれません。なんか系統も似てるし。

・ゴースト
意外と物わかりのいい、イイ奴でした。
眼魂が霧子との取引に必要だと聞いて、あっさり「持っていっていいよ」と貸してくれるゆるさは、タケルの人の好さを表現できてたと思います。
あと、緊迫感のある進ノ介の隣で形態を盗み聞きして納得してるゴーストはシュールで面白かったし。
「天空寺タケル」なんて名前を聞いた時には、一体どんな俺様が出てくるのやらと思っていましたが、役者の雰囲気もあってか、ほんわかした緩いキャラっぽいですね。
今まで戦闘シーンぐらいしかその性格をうかがい知ることができなかったのですが、イメージ的には翔一君とか渡とかに近いのかな?
…やっぱりキバじゃねえか!!でもたぶん三角関係にはならなさそうです。
どうでもいいですが、ウナクールの女優さん(ヒロイン)は、CMで見たときに肩幅が広いな~とずっと思ってたんですが、実際正面から見たらそうでもなかったです。映し方?

・アクション
「消える」「見えない」という幽霊ならではのアクションは、今回進ノ介の体を張ったアクションでしっかり表現できていました。
ただ第三者(もしくは設置してある小道具やCG)でしか表現できない部分でもあり、肝心の玩具が見えないので、初期で立ち消えそうな演出ではありますが…特色を活かしたアクションで面白味がありますね!
個人的には、映画で見せたふんわりワイヤーアクションの活用に期待したいところです。
あと手持ち武器の剣が予想外にゴツくてビックリ。もっと細身だと思ってた。

・眼魂
また辞書登録必須のアイテム名がここに一つ…!
玩具のつくりは専門外なので何とも言えませんが、いわゆるアストロスイッチ系列ですね。
アストロスイッチよりもリアクションがある分、押し心地はいいかもしれません。
「眼」というアイテムをピックアップして、「魂」という属性を付随させるという発想は、わかりやすくかつ中二病っぽいカッコよさ気な雰囲気もありつつで、私は結構いいなと思っています。
某妖怪時計的な要素を後追いなんでしょうが、昔っから子供って妖怪とかお化けとか好きですしね…目玉の親父もいまだにキャラクターとして人気ありますし(多分)
かくいう私も水木しげる先生は大好きなので、その辺のテイストも期待しています。


実際に始まるのは来週から!
「命、燃やすぜ」というキャッチフレーズが、設定に沿ってるキメ台詞で悪くないですね。
明るく楽しいコミカルなライダーになるそうですが、縦軸を見失わない、しっかりとした基礎を築いていってほしいと思います。


※追記
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