しばらく感想を書いていなかったのですが、とりあえず節目が見えたのでこれまで感じたことをつらつらと。

今のところ評価的には「可もなく不可もなく」です。

<続く>

・個人的な感想
ビルドはごく一般的に面白い部類の作品だと思うのですが、私個人としてはイマイチ乗りきれていませんでした。
どうもそのあたりが明確でなく感想が書けなかったのですが、マスター=スターク、戦兎=葛城という図式が明確になった時点で、少しそのあたりがまとまったので書きたいと思います。

気になったのは、展開が早くテンポがいい分、謎を謎として認識する前に回答が提示されてしまうことでしょうか。
展開を早くする分、コンパクトに総てが詰め込まれていて、咀嚼する時間がやや足りないように感じます。
感想を書くときには様々な妄想をするための余白が必要なのではないかと思うのですが、「これはこうです」と作中で早々に提示されてしまうと「なるほど」の一言しか書けなくなってしまうというか…
割と「謎」をメインにしている作品なのに、視聴者に謎解きをさせてくれるわけではないという構造なので感想が書きづらく、筆が止まっていました。

あと、物語の展開が凄くストレートだったのが退屈だったのかもしれません。
いい意味で王道、悪い意味で想像の範疇を超えてこない物語になっていて、ある程度同様の作品を観ている人間には先が読めてしまう物語になっていた気がします。
展開が読めることが悪いことなのではなく、そこをどう見せるかの工夫が大事だと思うのですが、工夫がストレートすぎて逆張りしたらまさかのストレートという肩透かしを食らうという流れに、ややがっかり感を覚えました。
王道でも全く問題ないのですが、先が見えると展開に右往左往できなくて物足りませんでした。
細かい展開はちょこちょこ意外性があるのかなと思ったりしていたのですが、一番の大仕掛けがドストレートだったのは逆に意外と言えたのかも…

ただ、上記二点は冒頭3か月の展開上、あえてそうしてる可能性が高いので、今後は気にならなくなるのではないかと思っています。
今は展開が早くて内容がストレートでも、話の内容にはその後の広がりもありますし、今後の展開への期待が持てますね。
ここから先は、多分読めない展開になっていくんじゃないかと思うので。

おそらく最大の「乗り切れなさ」の原因、ここは本当に個人的な感覚論で申し訳ないのですが、役者とキャラクターがいまだにしっくりこなくて話がうまく入ってこないということかもしれません。
戦兎と葛城が同一人物だよというのも、戦兎の喋りも、なんだか合ってないような気がしてしまって…
全体的に、なぜかハマりが浅いような感覚に陥っています。
この感覚は今までの作品を見ても無かったものなので、なぜそう感じるのか上手く説明できないのですが、キャラと役者が浮いてる?ような。
戦兎など設定的にそれを狙った部分はもちろんあると思うのですが、それとは違うしっくりこなさ。
特に演技が下手というのではなくて(むしろ頑張ってると思うし)、何かもっと別の原因があるのかなぁと思っているのですが、今のところ原因を見出せていません。
何となく全体的にしっくりこないのは一体なぜなのか?
私個人の問題なのですが、この現象についてはぜひ皆様からの意見がほしいので、何かお気づきの方はお教えいただけると助かります。
葛城のライダーシステムのセルフPVが毎度胸を締め付けられるほど恥ずかしいのですが、それが関係しているのでしょうかw


ただ、こうは書きつつもビルド自体は練られて作られていると思いますし、展開もさして問題を感じる部分はありません。
脚本もしっかり基本を押さえられていて、お約束と新しさを取り混ぜつつライダー像を描く、これまでの作品への研究を感じる脚本だと思います。
私が比較的問題視する舞台設定についても、すでに起点が突飛な設定のため、リアリティは作中で作っていけばいいわけで、そのあたりも特に問題なくクリアしてるのではないかと思っています。むしろ画的にも話的にも世界観はかなり努力して構築しているように感じます。物語の序盤で東都以外を見せるのも、世界観の構築への意識の高さを感じさせました。
キャラクターの個性も比較的強く、コメディとシリアスの配分も安定していると思います。作品を邪魔しない範囲で視聴者を楽しませる工夫も随所に見られるのがいいですね。
なので、「面白い」という部分に異論はありません。
単に私の中でなんかしっくりこない、というもやもや感があって、楽しみきれていないのですが、そのもやもやの原因がわからないという状態ですね。

実際にはこれからが本当のストーリーだと思います。
ここまでは「仮面ライダーが如何にして生まれたか」というところを描いていました。
戦兎の謎は実質的には本筋ではないんですよね。だからあんなストレートであっさりしてたんだと思います。戦兎の頭脳と技術は舞台設定のために説明が必要だっただけで、今のところここまでが地盤づくりなんだろうなと。
ここからは「力はどのように使われるべきか」という、普遍的なテーマを掘り下げていくのでしょうか。
それは「科学=力そのものに悪も正義もない」という戦兎の言葉にも表れていたのかなと。あと立ち位置によって変わる正義と力の行使とか。
本筋はここからのライダーウォーズなんでしょうし…
さらに戦兎自身がアイデンティティをいかに確立するのかというキャラクターの成長的側面と、3国の対立が激化し、それに伴う国内での対立や武力衝突、または他国の干渉等の政治的側面、また本質的な問題であるパンドラボックスの秘密の解明による日本統一という最終目標?に向かって物語が動いていくのではないかと想像してます。
火星から異星人がやってくる可能性もなくはない(そうか?)
まぁていうかマスターが火星で別人になってる可能性あるし。ワーム的な。
なので、ここまでは単純に「導入部」とも取れる展開なので、それゆえに引っかかりがなかったのかもしれません。
ここまでで明らかになった事柄が最終的にひっくり返されるどんでん返しがあるかもしれませんし、大仕掛けを練っているのではないかと思うのですが…


正直、前回以降現行ライダー自体に対する期待値も興味もぐっと下がっているせいで、ビルドに関しては関連情報もほぼ仕入れてなくて興味自体がいつもより低いので乗り切れないだけなのかもしれません。
ビルドが悪いわけじゃなく、悪いとしたら(私の受け取る)時期が悪い。

とはいえ、今後はまさかの音也、もとい武田航平が参戦するとのことで、非常に楽しみにしています。
キャスティング神…!753カムバック…!!キバもっかい見直そう…!
正直武田康平が参戦するという情報だけで評価爆アゲだよね。チョロい。
動く!しゃべる!おとーやんが帰ってくる!というそれだけでもう次回が待ち遠しい。
いや実際には「井上敏樹の描く紅音也」はもういないんだけど、猿渡を通して音也を感じたいよね。そのぐらい好きだった音也が。
二人同時に愛して猿渡ー!

このキャスティングには本当にありがとう!ただそれだけでありがとう!!!と声高に叫びたい気持ちですが、出来るだけ冷静に、音也への愛を心に秘めつつ見ていきたいと思います。
別人だからね、別人。分かってっから!でも嬉しいよね。


テンションあがったら感想は再開していく予定。
ちなみに映画は良かったです。オーズコンビ復活したのは感動的でした。





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