ラスボス?がリペ&リデコ(しかもダサい)
展開で文句を言うとしたらとりあえずそれ。

もー流石にクエルボがラスボスやろって思ってたらこれだよ!!
ツルギィィィィィ!!司令ェェェェェ!!!

<続く>

・なんてこったパンナコッタ
「最後まで仲間だよな?」と確認するツルギの姿は、今までにないほどの弱さを感じさせたなぁ。
まぁそりゃ信じていた仲間と全く心を通わせることができていなかったと知らされたら、人の心を疑いたくもなる。
ツルギはワンマンなところはあるけど、それでも彼なりに仲間を大事にしてたのに…ツラみが深みっすなぁ。

・最後の指令は
「死ぬな!」というベタベタだけどなんか感動してしまう指令。
死んで英雄になるのではなく、平和になった世界で何を為すかの方が大事。だってそのために戦ってきたんだもんな。
シーザーを託された小太郎だけど、彼自体がある意味未来の象徴なんだろうと思う。
ラッキーたちとひと世代違うわけで、ラッキーたちが築き上げた世界をつなげていく世代だからね。確実に次世代の指導者になるだろうし。だからよく色々託されるのかも。

・キタムランド改めクエルボランド
「出来れば君と二人きりが良かった」(背景に薔薇)
クエルボのこじらせっぷりがヤバい。これはオーズの北村くんですねぇ…(脚本家同じだし)
毛利さん、キタムランドをネタにされて落ち込んでいたらしいけど、また新たなキタムランドの住人を産み出してるじゃないですかー!
なんだろう…井上敏樹の男の友情はちゃんと友情なのに、毛利さんの友情は拗れすぎててキタムランドゥ…

・絶望の未来
可能性なくもない未来なのがリアル。カラス座のキュータマはメンタルブレイカーなのか。
でもそんな中でも諦めないラッキー。しゅごい。
というか、ラッキーはもともと精神攻撃に強耐性持ってるっぽいよね。他のメンバーにはめっちゃ効いてたし、南十字王の攻撃とか。
当時はラッキーと父の関係の薄さからくるのかと思ってたけど、そもそも論として、シシ座系の人間は精神攻撃に強耐性を持ってる可能性があるのではないかと思う(ナーガの邪眼みたいな各星座系の特性の一つとして)
アスラン王もああやって鎧で操られてたのは、精神的に干渉し辛いからだった可能性あるよね。

・覚悟とケジメ
クエルボマジ腐ってて草。
今までのイメージがツルギビジョンのクエルボだったからいい奴だっただけで、リアルはものすごい嫉妬と憎悪渦巻く腹黒野郎だったんですね…
なんかもうそういう認識違いだけで辛すぎる。ツルギ絶対辛いわコレ。
「ツルギを庇ったのは宇宙に自分の名を残すため」→「力を手に入れたのでツルギを消して自分の名を自ら宇宙に刻む方向にチェンジ」とかもう病み過ぎてて笑うw
まぁ劣等感と嫉妬で狂ってしまったのかもしれないが…狂い方は筋金入りだった。
クエルボを斬ったツルギは、きっとつらかったろうが、あれが彼にできる仲間への最大限の敬意だったんだろう。

・ドン・アルマゲの正体
宇宙意思かな?
ドンマゲさんの行動を推測するに「生命力が衰えた人物に乗り移ることしかできない」と思われる(そうでなければラッキーに憑りつけばいいだけなので)
クエルボもツルギも死にかけだし。もし仮に死にかけの人間がいなかったらドンマゲさんは消滅するしかないとかなのかな?
あと憑りついた人物の特殊能力を増幅させたり利用したりできるっぽいので、キュウレンジャーであるツルギの場合は、星の力(プラネジューム)を利用できるということか?正確にはキューエナジーなのかもしれんが。プラネジュームもキューエナジーも「惑星の(生命)力」という概念っぽいので、同じような意味合いなのかね?
しかし、しれっとツルギ生存フラグを立てるドンマゲさんwまた伝説さんが不死身になっちゃう!

・そんな…声まで変わって
ツルマゲさんの色味のクソダサ感どうにかなりませんかね(懇願)
ドンマゲのガワの再利用はいいけど色が…色が…!
本当に申し訳ないが、展開とは別でこれだけは言いたい。
最終戦は頼むからもっと強そうな新規デザインでやれ(やるかもしらんけど)
クエルボ版アルマゲのデザインは良かった分、がっかり感半端ないYO!!

誰もが想像し得た「クエルボ倒してドンマゲが別の奴に憑依したらどーすんの?」は「きっとクエルボと一緒に倒すから問題ないやろ(ハナホジー」と思ってみてたらまさかの2段階変身。
キュウレン側が誰もクエルボ死ぬ→誰かに憑りつくって想像してないのホント草生えるw
まぁでも普通ならクエルボアルマゲモードを倒せば、両方倒せると思っててもおかしくないか。
それはそれとして、ツルギドンマゲがあまりにツルギでキツイ。口調まんまやんけ!これは倒せないな…

・司令ぇぇぇぇぇぇぇ!!
司令にカッコいい死に方なんて許されない。
司令はもっとこう、タンスに小指をぶつけてよろめいた結果滑って転んで豆腐のカドに頭をぶつけて死ぬぐらいじゃないと許されない。
だからきっと死んでないと思うので、復活のボクチンを楽しみに待ってます。
指令だしたほうが死ぬとかホント許されねーからな!!

・一人の犠牲とみんなの未来
ツルギ →大勢のための多少の犠牲は仕方ない
ラッキー→大勢のための多少の犠牲を看過したくない

ラッキーの発想は凄く我儘。そして実現性が低い。理想論者で夢見がち…と言われても仕方ない。特にこの状況下では。
ツルギの方がリアリティがあるし実現可能性が高いし即効性がある。
でもツルギのやり方は、実は次なるドン・アルマゲを生む可能性があると思う。
ツルギの中には、過去の人間=自分があえて犠牲になることで仲間の未来を救うべき、という考え方は絶対あるはず。
ツルギは犠牲となって死ぬことで、今まで続いた300年以上の支配の歴史にピリオドを打ちたいんだと思うんだよね。それが今まで自分が生きてきた過去の清算にもなるし。
でも、ラッキーたちにとってツルギは「今」の仲間であって、ツルギの過去には意外とこだわってない。
これは全編通して言えることだけど、仲間がどんな過去を生きてきたか、より、仲間とともにどんな未来を作り上げるか、という方が、キュウレンジャーにとっては意義深いものになっている。
それはどのキャラも描写有る無しに関わらず、あるきっかけで過去を振り切っている=キュウレンジャーとして過去と決別し、リスタートをしているのをみてもわかる。
(これがあるから、キャラの深掘りが足りないといわれる要因の一つにもなっていたと思うが)
だからラッキーたちにとっては、ツルギが過去を清算すること自体に価値がない。ツルギはこれからの未来を語り合う仲間だと思ってるから、ツルギは生きていないと意味がない。
だから犠牲にはできなかったということなんだと思う。
仮にツルギが犠牲になったとしたら、全宇宙の為の犠牲をたった一人に背負い込ませることになるけど、それを背負わせた方はこれからの未来を生きていかなきゃいけないわけで、みんなが明るく未来に進む中、救世主たちは生贄にした仲間のことを永遠に思い出していかなきゃいけない。
仲間を犠牲にするということは、犠牲にした相手だけではなくて、犠牲にした自分たちの未来も一緒に断つということなんだよね。
そうして過去に囚われた人間を作り出してしまう。ツルギがまさにそうだったように。
仮にツルギを犠牲にして平和を迎えたとしても、彼らが夢見ていた未来は決して手に入らない。
懺悔と贖罪の念で生まれる明るい未来はない。
そういう意味では、ラッキーの我儘とも取れる「仲間を犠牲にしない」という発想の未来志向っぷりが映えてると思う。
誰も犠牲にならずに、諸悪の根源だけを倒さなくては残されたものが先に進めない。
そういう意味では、ラッキーの主張は間違ってないと思うんだよなぁ。(戦況的にはどうなの?というのは一理あるが。現にそのせいで司令は取り込まれてるわけでね)

たたまぁそういう理想論者だからこそ、このご時世に明るい光をもたらし、かつ組織の中心であったともいえるわけで、ここに来てやっとラッキーが正当評価される機会が来たなと。
ラッキーが中心だったのは幸運だったからじゃなくて、このご時世にあって「ジャークマター」という組織に汚されず、怯えず、無知が故に自由だったからなんでしょうね。
だからこそ抑圧された中で誰もが口をつぐんでいた「当たり前の自由」に言及できたし、それを求めることが当然だと信じられた。
その無垢さゆえに彼が求めた「当たり前」が、みんなのメンタルの拠り所になりえた。そう思うわけですよ。
そう考えるとラッキーの生い立ちとか、ちゃんと考えられてたんだなぁと今更感心。
(作品として)父親の件が長く伏せられていたのも、ラッキーの立ち位置が揺らぐからだったんだろうね。ラッキーはジャークマターと何の関係もなく存在する抵抗勢力であるべきだったから。それが彼の求心力の根幹だったんだろうし。
キャラクターが成長して、ラッキーの役目が終わりに近づいたからこそ、ラッキー自身の物語にシフトしたということなのだろう(という私見)


「あきらめたらそこで伝説は終了ですよ」という安西先生のようなセリフを聞いた気がする(ちょっと違う)
どうなるんでしょうね。なんかもうここまで来ると何も言えませんが、彼らの未来が明るいものでありますようにと祈るばかりです。

あと2/11のひらパー行けそうです!どなたか行かれる方は是非お声掛けください。寒そう~~~。




style="display:inline-block;width:300px;height:250px"
data-ad-client="ca-pub-7409111097133581"
data-ad-slot="1051553150">