よし、今後「ヒーローとは?」って聞いてくる人にはとりあえずR/Bを勧めよう。

「正義って何だ?!」に真正面から向き合っている作劇、いいと思います。

<続く>

・愛染劇場
先週からの引きの今回の冒頭の先頭パート、面白くて悔しいw
あの肉体を駆使した戦い方は、ウルトラの先輩方リスペクトが多々あったのだろうと思いました。
これぞウルトラマン!っていう肉体派な戦い方というか…(実際は見てないからわからんけどそうだと感じる)
ただ突進してくるホロボロスを馬飛びで躱して、街が大破壊されても全然問題にしない戦いっぷりは自由極まりなくて草。
まぁねぇ…被害が大きければ大きいほど、むしろ救世主を英雄視する方向はあるもんなぁ。
正直、一番の英雄は被害を最小にして救うことだと思うんだけど、そういうの地味だからね。社長は嫌いそうだし。
最後はド派手に必殺技で倒すのも、社長が体現する「ウルトラマンの在り方」なんだよね。つくづく面倒くさいオタクが具現化したような存在だわw
なるほどと思ったは愛染は怪獣を呼び出せるが怪獣の意思までは操作不能、ただし怪獣の動きを止める手段を持っている、ってことかな。
ホロボロスの動きを止めたのは心室細動的なものなのか…?電気っぽい技だったし…。

・英雄と民衆
絶望の中希望を与えられた時ほど、民衆は御し易い。
ロッソとブルが倒れ、絶望の中で見出した光明・オーブダークを英雄視する市民の姿は、市民から見れば間違ってはいないんだよな…
実際、市民からすれば街の危機を救ったのはオーブダークなわけで、ロッソとブルはここ一番で敗けてしまった。それは事実。
そしてその混乱を味方につけて、自身とオーブダークを英雄として祭り上げるという手段は、市民を扇動して英雄のアイコン化を進めた。
それにより、市民の中で「ロッソとブルのこれまで」がなかったことになり、より大きな危機で上書きされた「オーブダークの勝利」が街に蔓延した。
愛染がそれらをすべて計算づくでやり切ったあたり、カツミとイサミには万に一つの勝ち目もなかったといえたのではないだろうか。
愛染の深慮遠謀に太刀打ちできなかった「若さ」が、カツミとイサミの敗因と言えるのかもしれないな。
しかし、その若さこそが立ち直りの早さと諦めない心につながってるわけで、悪役が策謀で勝利してもそれを根性で打ち破る、そういう展開なのは凄くいいなと思うわけです。

それとは別で、愛染社長が「お~~~~い(手を振りながら満面の笑み」「気絶しちゃったんだテヘペロ☆」という、あまりにも「ヒーローは死んだんじゃねえかと思ったら生きてやがったぜヒュー♪」的な最終回じみた登場だったのは笑いましたwあれはw
もはや一周回って馬鹿にしてんのかと言われそうですが、このご時世にセオリー中のセオリー、もはや古臭くて誰もやらないことを堂々とやる、そういう姿勢は嫌いじゃない。古臭くってもヒーローには美学があると思うんだ!

・本当なんです!信じてください!→謹慎だ!
マッチポンプの英雄に抗議する無名の英雄って画面つらい。
まぁ~でもあの状況じゃ誰も話は聞いてくれないよなぁ。
だって何の説得力もないし…そもそもカツミとイサミじゃ知名度がね…
真実を知る視聴者はヤキモキするけどどうにもならない、というフラストレーションが後半のカタルシスにつながるんですね。セオリー通りのつくりとはいえやっぱりスカッとします。
ああいうシーンが成り立つのは、一方が街の名士であり黒幕であるからこそですよね。
そういう意味では、ここまでの流れを愛染が「ルーブジャイロを奪われた日から」夢見ていた可能性が高く、シナリオを描いていても何の不思議もないと思います。
奪われたジャイロがいつか稼働する日、そしてそのヒーローがある程度成長した際に現れる新のヒーロー。
そのために愛染社長は努力を重ねていたのだろうな…と思うと、一抹の同情を禁じ得ないのですが、やってることは悪いので、まぁ仕方ない。
とはいえ、百日天下ならぬわずか一日天下で失脚しそうなので、マッチポンプの報いを受けるってことでしょうか。
あとYouTubeで見たらこのシーンで「A兄さんも通った道」って注釈出てて笑ったwリスペクトを感じるw

・家族だから
この街のCATVの機動力半端なさすぎwもうウルトラマンの特集&街頭インタビュー組んでんのかよwと、テレビシーンを見ながら思いましたが、綾香市は基本情報が早いですよね。さすが近未来テクノロジー都市。
自分たちの努力が報われず、黒幕がもてはやされることに憤りを覚えて飛び出したイサミに、それを追うカツミ。
二人の異変を感じて声をかける父にも相談できず、その場を去ることしかできない二人の姿がつらかったですね…でも同様に、父親のウシオがつらそうなのも切なかったです。
なんだかんだ言いつつもいつでも二人を気にかけているウシオが、自分の力不足を不在の母に嘆くシーンは、ヒーローが勝利できなかった場合に失うものの大きさを感じさせました。
2話でカツミが言っていたように、ヒーローである限り勝利し続けなければ、街も、人も、家族でさえも失いかねないんですよね。
ヒーローであり、市民であり、家族であるという今を守るためには、「勝利、または諦め」という極端な二択は、ヒーローに課せられる思い宿命なんだなと思います。

あと、「正義の見方」Tシャツで思ったんですが、555のカイザなんかも見方ひとつで、正義にも悪にもなる両面を持ち合わせてて面白かったですよね。
まぁ555自体が、登場人物全てが視点を変えれば正義でも悪でもあるという側面を強く打ち出していたので当然なのですが。
正義は一元的でも一面的でもないという意味で、あのTシャツはなかなか味わい深いと思うんですが、いかがなものでしょうか。

・自分の居場所
珈琲を飲みつつ兄弟で話し合うシーン、凄く良かったですね。
「外国に行って働く」という愛染の提案に、いっそ乗ってしまおうかって笑いあうのがリアル。
ああ…わかる…なんか諦めるほうが楽だし、そこでの生活も悪くないなって思って現実逃避する感じ…解る…!!
でもそれは誰だってできることだから、自分にしかできないことをやっぱり諦めきれないという切替が、めちゃくちゃヒーローしてるなぁって思いました。
「この街を守って、愛染を止められるのは俺たちしかいない」というカツミとイサミの決意は、なし崩し的にウルトラマンになった二人が、奇しくも愛染との対決を通してヒーローの自覚を得たからこそなんですよね。
愛染が自分の晴れ舞台のために用意した前座が、まさかの真打になってしまうという悲喜劇?的な。
なんか当初のゆるゆるだった二人からは考えられない成長っぷりで、思わず涙ぐんでしまいました。
カッコいいぜ、二人とも!

・脚本:愛染マコト
脚本wwwwwwwwww
ちゃんとオーブっぽい表紙に「ウルトラマンオーブダークry」って書いてあるw
シナリオまで書いてるあたり、ホント無駄に努力してるわ~。
そして湊兄弟の横やりで、ホントにシナリオが崩れる(物理)なの笑うw
シナリオwwwビリビリwww
ただ、鉄は熱いうちに打てと言わんばかりに畳みかけるその姿勢は評価したい。
一週間とか過ぎちゃうと、人の危機意識も薄まっちゃうしねぇ。

・2on2
はじめての2on2かな?二人でバラバラに戦いつつも、ここぞというときには連係プレイで敵を倒すロッソとブルの姿がカッコよかったですね。
こうしてみると、確かにオーブダークとは違って街になるべく被害が無いように戦ってる二人。
これまではほら…戦隊と比べるといつでも被害甚大すぎて、正直どのレベルで街が無事かよくわかってなかったから…w
空を飛ぶ敵に対して、飛べるのに飛ばずに対抗するというのはちょっと新鮮。
野球やってた肩が活きる展開でしたね。
しかし、ベゼルブを倒された時の愛染社長のリアクションは笑ったw
シンプルに落ち込んでるwwwああいうのずるいわw
そのあと羽交い絞めにされてましたが、あの顔面には鼻の穴があるんでしょうか…どう見ても鼻の穴に手を突っ込んでるっぽい仕草だったのですがw

・謎の美少女現る
謎のおんにゃのこ登場キター!!そしてホロボロスが立った!ホロボロスが立った!!
これまでのルーブジャイロとは毛色が違うジャイロを持った少女が登場しましたが、ここからがある意味、対侵略者の真の戦いとなるんでしょうかね。
次週予告に全く愛染社長ことオーブダークが登場していないのも気になるところです。
しかし、カツミとイサミはホロボロスに勝利できるのか…次週の戦いの激しさが予想されますが、楽しみですね!


次週はとうとうアサヒが二人の正体に気づく?!のかな?
街のため、人々のため、そして家族のために、強敵ホロボロスに立ち向かうカツミとイサミ。
ヒーローにふさわしい成長を遂げた二人に訪れる大きな試練を、二人がいかに乗り越えていくのか、来週も楽しみです!

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