アサヒの謎が、とうとう明るみに…!

ウルトラマンとしての自覚を胸に、街を守ったカツミとイサミ。
今まで彼らを苦しめてきたオーブの力が、彼らを救った展開は、ルーブが正しくウルトラマンを継承するものということなんでしょうね。

しかし、新しい謎の女の子の正体や、いかに?!

<続く>

・倒れた二人
新たに出現したホロボロスの力の前に、なすすべなく倒れる二人(と愛染社長)
アサヒがとうとう兄二人の正体に気づいてしまった…と思ったのですが、アサヒ自身は本当に何も知らない感じなんですね。もしかしたら、彼女自身、己の出自を知らないのかも?
オーブリングNEOをイサミとの話に関連付ける慧眼がある割には…って感じでした。
どう見てもアサヒは怪しいのですが、自覚が無いというのはなぜなのか。そこも気になるところでした。
冒頭であっさり死→美顔器放出の愛染社長、最後まで安否不明で心配でしたが、元気そうで安心しましたw(満身創痍ではあるけど)
あと、あらすじで「クララが立った!」ネタをかましてるあたり、意外と余裕のある湊兄弟は笑うw
しかし、いったんホロボロスを引き上げた謎の女の子、「兄弟…」ってつぶやいていたのは、カツミイサミ兄弟のこと?それともアサヒのことだったのかな?

・父の苦労
お父さん…つらい…
この間からボロボロになってたり、メンタルやられたろ、色々あって、お父さんも二人が心配だったろうに、さらに入院かぁ…そりゃあお母さんに相談したくもなるよなぁ。
多分ウシオパパがつらいのは、二人が二人だけで何かと戦ってるっていうことなんだと思うんだよな。
家族だから、相談したり助け合ったりしたいとお父さんは考えている。
でも、結果的には二人が勝利して、元通りの二人に戻ったのを見て「何も聞かない」って選択肢を取った。
それこそが子供自身を尊重し、見守ることこそが自分にできるベストだと思ったからなんだと思うんだよね。
いいお父さんだ…二人の変化に気づきながらも、過度な干渉を避け、苦しい時の支えになろうとする。立派だーウシオパパー!親の鑑ー!!
しかしかつてこれほどまでに「すき焼き」がキーワードになったドラマはあるのだろうかw熱いすき焼き推しw

・見知らぬ、天井
カツミとイサミが起きてすぐ自分の状態より街の心配してそうなところほんとヒーロー…
そしてアサヒを心配させまいと、下手な嘘をつくところも泣かせるんだよなぁ。
結果的にはアサヒにバレたけど、止められても「この街を守るために」と戦場に赴く兄弟には、ここ数話でぐっと成長したんだなと感じました。
止めるアサヒの言い分にも一理あるんですよね…強大な暴力に、たった二人で立ち向かう危険と、その理不尽さは確かに言う通り。
カツミとイサミが体を張って戦う理由なんて、実際細かく見ていけば理屈的には何もないんですよね。単に力を得ただけなんだから。
でもそれでも戦う。その決意は「俺たちは、ウルトラマンだ!」という一言に込められていたのではないでしょうか。
また、今回ハッとさせられたのは、彼らが戦う理由の根底に失った母への思慕が潜んでいるという部分でした。
「俺たちが育った街を、いつか戻ってくる母さんのためにも守りたい」という、母への想いが彼らが街を守る原動力だったんですね。
やっぱりシャリバン(というか山川啓介)は嘘を言っていなかった<強さは愛だ
以前も「心の奥底から突き上げる根源的愛こそがヒーローの戦う理由」みたいなことを言っていたのですが(10話の感想)、そう言った世界への普遍的な愛ではなく、「家族愛」こそが彼らが世界を守ることにつながっているというのは、実に面白い部分だなと思います。
家族という、ある意味最小単位の集団への愛情が、街そのもの、そして世界そのものへつながっていく…そうすることで「正義」を確固たるものとして掴むことができるのかもしれませんね。

・被害甚大
毎回思うんだけどここだけ非常災害特区じゃない?<被害
前回もまぁまぁの被害でしたが、今回もホロボロスのおかげで街の1/3ぐらいボコボコにされてそう。
でもよかったのが、高速道路のミニチュアセットのアップ時に、ちゃんと人が逃げてる形跡が表現されてたことですかね。ちゃんと車のドアが開けっぱなしで放置してあるっていうw
この街の人々は、有事への対策が半端ねぇスキルアップしてそう。まぁアイゼンテックが何とかしてくれるはず!

・縄文土器作戦
弥生土器では駄目だったんですかね…?<直火で肉厚だからむしろ縄文
発想は悪くないし、実際多少の足止めはできてたんだけど相手が悪すぎ。
そしてとどめの「やったか」禁止ぃ!!!それ9分9厘やってねーから!!!(ただしバース&バースプロトは除く)
でも、土の塊が順序良く並んでるところはちょっと面白かったw音ゲーの打点ポイントっぽい。
アサヒが戦場に来たことで、カツミとイサミの集中力がアップしたのはいいとして、やっぱ危険だから遠巻きで見ろよ!とは思ってしまった。まぁ作劇的に仕方ないのだが…
それにしてもきれいなドロップキックだなぁ。そしてホロボロスが二人を抱えて投げ飛ばすのホント凄いwワイヤー無さそうなのがなお凄い。
なんちゅう力業や!って感動したんですが、ウルトラって結構直当てしてるっぽいシーンあるけど、中の人はホント大変だと思う。おかげで迫力凄いんだけどね。

・乙女の祈り
乙女の祈りで、正義の力が降臨する!(ガオディアスっぽい)
オーブリングNEOの本領発揮だー!!
ウルトラと言えばこのポーズの光線技だなという印象の技でしたが、二人で呼応した光線技は兄弟らしくてかっこいいですね。まさかそこにオーブも混ざってくるとは思いませんでしたがwでけぇw
でも、オーブの力を借りるという意味では、貸してる方がOK出してる感出るから、ああいう感じでおk。
これまで兄弟を苦しめていたオーブの力が、正しく意志を継ぐ方法で使われると、頼りになる力になるというのがいいですね。
ウルトラマンの力は、過去の戦士が背負っていた正義を受け継ぐ者の中でこそ輝くということでしょうか。

・悪の邂逅
愛染社長と~謎の美少女が~出会った~(ウルルン風)
ダーリンの孫の手機能欲しい…!
ちゃんとナースの格好で怪しまれないように潜入してる女の子w
しかし、急に何を言い出すかと思ったら、要は「人間は個を持たない何者でもない」みたいなことを言っていたのか?な?
古い知り合いのオスカーなんちゃらって誰だよ!!っていうツッコミしか出てこなかったのですが、ともかくこの邂逅はヤバそうだ。
よくわからない理屈だけども本人の思う正義に従っていた愛染社長が、よくわからないけどヤバそうな後ろ盾を得てまた暴れちゃうんですかね?
それとも、ヤバそうな後ろ盾に利用されてしまうのだろうか…?
(ついでにオスカー・ワイルドryさんは詩人だそうで。公式ツイで紹介されてますね)

・あなたの知らないあなた
あああああ写真にアサヒ映ってねぇぇぇぇぇぇ!!!
記憶改ざんじゃないですかー!ヤダー!
やっぱあの記憶、改ざんされた記憶だったのか…しかし、当の本人のアサヒはな~んか気づいてないっぽいんだよな~。
私的には、ウルトラマンに初変身したあの瞬間に、アサヒは湊家の「妹」になったと思っている。
第一話の演出が異質感あったから。
謎の女の子の反応然り、改ざんされた過去然り、R/Bの謎の根幹を担うアサヒの動向には今後も注目ですね!


来週は総集編!だけども敵側の動向が見逃せないかも?
久々武上脚本でしたね~。やっぱ武上さんのファミリー話はいいわ~。55V見たくなるー!
しかし、R/Bは基本どの脚本もレベル高くて安心してみられる。
今回特別にベテランが構成してるから?なのか、基本キャラブレもなくて、数名で回しているとは思えない話運びですよね。
なんでしょうか…やっぱシリーズ構成の力?!
1クールの山場を経て、次は2クール目、第二章の始まりですね。
果たして今山積されている謎がどのように収束していくのか、楽しみです!