いいコグレ悪いコグレ普通のコグレwww
コグレさんも昔はワルに憧れてたんだなぁw

今回は警察側の小ネタにクスっと笑い、快盗側のドラマにホロっとしました。
距離が縮めば情がわき、情が覚悟を鈍らせる。
コグレさんの距離感は、ある意味で彼の覚悟の表れだったのかもしれませんね。

<続く>

・優雅にエスプレッソ
コグレさん目立ちすぎw
あの格好と風貌で屋外でコーヒーを飲んでたら、衆目から注視されそうな気もするのですが…まぁあの姿かたちも変装の可能性があるので、あんま気にしてないのかも。
それに、今回の一件でギャングラーを探るときには変装してるっぽいので、逆にあの格好のほうが目を付けられないのかもしれないな。変な人とは思われるかもしれんが…
あと、おフランス帰りはサボタージュ連呼が基本なの?ノエルも言ってたし。確かに語源だけども!

・迷子の子猫ちゃん
ノエルさん堂々とサボりすぎてて、もはや何の仕事してるのかわかんなくなってきてるの草。
「子猫ちゃん」ワードは、散々同人界隈で言われてる「ルパは猫、パトは犬」の公式認定キタな…と思ってしまったw
でも確かにネコかイヌかならルパンは猫よね。
ノエルさんは鷹とかの鳥っぽい。コグレさんはカピバラでオナシャス!

・今日から本気出す
引きこもりのギャングラーwwwギャングラーの人材豊富過ぎwww
色々な敵組織はあれど、これほど敵怪人の素質が多彩というのも珍しいような気がする(デカのように組織に所属してないからこそ多彩というのもあるが)
地下に潜れて他人を分裂させられる(そのあとケア不要)という、本人の能力とコレクションがいい組み合わせのパターンよな。だからこそ本気出したのかも。
これまでの経歴を問わず完全実力主義のギャングラーは、ちょっと外資系っぽいとこあるよね。
ある意味理想のカイシャかもしれないが、一歩間違えば先日の金庫強奪事件のように、切り捨てられるのも早いという恐ろしさがある。
そして多分、まともな会社のように退職はできないだろうけど、門戸は広く出口は狭いというのが親分のモットーなのかもね。
あと、今回のドリューンの声はちょっと島田敏さんっぽいと思ったのですが全く違う方でした。サタラクラの孫とかできそうな気がするw
なかなかのアドリブ?っぷりで、ぜひともガイアークにスカウトしたい敵キャラでしたね。

・ちょっと!ちょっとちょっと!
先週の予告で安元さんが言ってたのにも笑ったのに、今回圭一郎がぶち込んできてて無理だったwちょっと!ちょっとちょっと!www
ザ・たっちの有効活用wこれシャリバンでも見た<蜂須賀兄弟
3人に分裂していたので、ザ・たっちの二人のうちどちらかが二人になっていたというややこしい状態だったと思うのですが、私にはどっちが増えているのかわかりませんでした。
しかし、1人が3人に増えてもさして違いが判らない双子ってすごいなぁと改めて感心w
そして出番終わりの放置っぷりwシュールだ…
あと合体は別に自動的に治るとかじゃなくて、一生懸命押しつけあわないと治らないんですね。
3人のコグレさんが押し合いへし合いしているさまは、ニチアサでしか見られない貴重な絵面でした。
どこに需要があるんだこれ…w

・いい子
いいコグレ、本当に普通にいいひとだ~。ほっこり。
もしやいいコグレがジュレ組に真相を吐露してしまうのでは…という不安があったのですが、そんなことはなかったですね。
代わりにコグレさんが、おそらく深層心理に隠しているであろう良心の呵責をつまびらかにするという役目でした。
そういう感情を持ってるあたり、コグレさんはごく普通?の一般人なのかしら。元ギャングラーとかじゃなく?
コグレさんもあんなふうに怪しいそぶりを見せているとはいえ、絶望した若者に空虚な希望を持たせ、危険に身を投じるように誘導するというのは心苦しいものがあったんですね。
自分ではできないと解っているからこそ、コグレもまた快盗たちに希望を託すしかない…という点では、快盗も、コグレも、ノエルもまた、互いに手を組まなければ前に進めない、希望をつなぐことができない存在なのかもしれません。
崖っぷちに突き落とされてなお、互いに手を取り合い何とか踏ん張っているのが、快盗にかかわる人たちの立ち位置なのかもしれないですね。

・悪い子
バリバリだせぇ~~~~!!!
魁利の「ダッサ!」「よっわ!」という心ない真実のセリフがコグレの心に突き刺さるw
まぁ確かにコグレさんの若い頃は流行っただろうなぁという暴走族そのものの再現で笑いました。紫の特攻服に白ブーツ(長靴?)なのリアルだわ~。
一体どこ出身なんだコイツという疑問はあるものの、フランス在住でもジャパンのヤンキーに憧れてたのかもしんないし…ビーバップなんかのヤンキー全盛期世代だろうしw
でも、コグレさんの悪い心を再現しているのが彼だとしたら、コグレさん自身のワル度ってそんな高くないのかな?とも思う。
せいぜい暴言はいたり暴走してバリバリ言わせる程度なら、どちらかというと善人に近いのでは…?
一般市民もそんなに悪い人がいなかったので、本当にヤバい部分は切り離されてないのかもしんないけど(警察=公権力に対しての態度は正直理解できる部分もあるのでセーフ)
彼もまた悪いがゆえに快盗たちに「お前らがいま集めてるコレクション、集めても何にもならねーから!」とか言わないかハラハラしてましたが、そんなことはなかったぜ。
正直、分離したせいで何か秘密が漏れるのではと思っていたのですが、そういうそぶりがなかったあたり、善悪かかわらず「言ってはいけない秘密」については固守する意識が強いということなんでしょうか。

・普通の子
自分のために奮闘する快盗たちを見て、思わず無茶をしてしまうコグレさん。
体を張ったコグレの潜入捜査に、ちゃんと応える快盗たちのシーンは良かったなぁ。感動した。
「望みをかなえる」という願いのための仲間という快盗としてのビジネスライクな側面と、コグレさんという世話人と他愛無い時間を過ごす個人としての側面と、両方併せ持つからこそ「快盗とコグレ」の関係性は一言で言い表せない。
そしてビジネスライクな関係性を保ちたいと思いつつも、彼らを知れば知るほどその線引きが甘くなると感じているコグレにとって、割り切れないものが一つ増えてしまったシーンでもあった。
拾うのも捨てるのも、割り切れば簡単なのに、そこに情が入った途端に手が止まる。
戦いの中で、いつの間にか快盗たちが約束で繋がった仕事仲間から互いを理解しあい思いやる仲間へと変化しているのと同様に、戦いの場に立ったコグレもまた、「快盗」というレッテル張りだけで彼らと付き合うのが難しくなってしまったということでしょうか。
コグレ自身が、「知らなければ苦しまないですんだ」とこの日を後悔する時が来るのか、「あの日知ったことで覚悟を決めた」と前向きにとらえる時が来るのか、それは今後の展開次第…なのかも。
ただ、物語の確信に迫ったとき、今回の出来事がコグレに何かしらの変化を及ぼす可能性は否定しきれないよね。

・ルパンマグナム
大剣神「ズバズバズバーン!(仲間が増えたよやったねチーフ!)」
ルパンマグナムが某ズバーンの色替えにしか見えないw
いや見た目は全然違うんですけどねコンセプト的にね?
「頼むぜルパンマグナム(チュッ」もかっこええ~!ルパンレッドの夢女たち、今頃全員ルパンマグナムでぶち抜かれて画面前で死んでるわ~!と思ったのですが、その後のルパンマグナムが当然のように人型になって地下道?走り回った挙句のビームビームでドッカンバトルはカッコ良すぎる…と軍平さん状態でした。
人型から銃に変形からまた人型に、っていうのもかっこいい~。
あれポーダマンでっかくなってたの?というかそうじゃないと縮尺おかしいよね?ていうか地下道長くね?!という疑問は、絵面のカッコよさの前では些末な疑問である。
カッコ良ければもう細かい設定は無視してもいいのだという、そういうダイナミックさが正直大事なとこもあるからね特撮には。
ストーリーラインはち密なくせに、特撮部分の操演とか演出になると設定ガバガバになるルパパトホント好き。カッコええのが正義なんや!
あと、ルパンマグナム(人型)にはそこはかとなくシノビマルの息吹を感じました。懐かしい。

・想定外の恐怖
真面目に仕事してる国際警察の扱いがひどいw
岩が降ってくる中を走り抜けた後、ワイパーがキーキー動いてたのがセオリー過ぎて面白過ぎたwアレはいい演出w
咲也は射撃だけではなく運転の能力も買われていたのだろうか…なんにせよ、咲也君は地味に凄い。よくやった!
あの後すぐ現場確認からの状況判断ができる国際警察って、めっちゃ強メンタル野郎しかいないよな…すげーわ。
あと、後ろ座席でもちゃんとシートベルトを締めよう!(締めててもああなるぞ!)、そしてドアを開ける時には周りをよく見よう!という、模範的な事故映像だったのではw

・コグレの憂鬱
怪我をしたコグレさんに治療を申し出る初美花に、料理をふるまう透真、会話でコグレの間を持たせる魁利と、ジュレには優しさが満ち溢れている…
ああ~~~~優しくしないで~~~~~!!!
コグレ的には優しくされればされるほど、良心の呵責とこれからを思って憂鬱気持ちになるのでは…と思ってしまった。
でも一方でノエルはそれでいいと思ってるのかな。ノエルと快盗たちの付き合いは大分綿密だし、コグレが快盗を理解すれば利点があるという打算もあるのかも。
でもコグレさんからワルに憧れていたという過去を聞くや否やノリノリで煽ってくる魁利にワロタwこれは光射す場所に住めないタイプwww
でもこんなバタバタも、あとほんのわずかなのかもしれないなぁ…

・魚心あれば水心
ならぬ、弱点あれば同情心的なものをルパパトから感じる。
ここ最近のルパパトの流れは、ノエルやコグレといった「怪しい奴ら」が実はいいやつなのではないか?強くても怪しくても視聴者と同じような心を動きを持つ、普通の一般人なのだということを主張してきている。
そして心が弱ったりためらったりする普通の人とは違い、目的のためなら命をも賭すノーブーレキな奴ら(魁利&圭一郎)との違いが徐々に際立っているようにも見える。
これは…怪しい!!(ひねくれた思考)
これは「怪しいでしょ~?でも実は怪しくない普通の人なんですよ~…と見せかけてやっぱり黒幕なんだなこれが」という前振りなのか、「こいつらも普通のやつなんでね~、壊れたブレーキは治せないんですよ~」という前振りなのか。
どっちにせよ不穏な流れだなと思いました。
普通にコグレさんとルパンの絆にほっこりする回だけでは済まないのかも…(と言いつつも考えすぎな可能性も大)

・3人に分かれたら
快盗勢が3人に分かれたら、きっと透真の悪い子版は犯罪ギリギリのことやらかすんだろうなぁと想像。絶対食事に下剤入れるマン化すると思う…w
魁利は暴言はいて言葉のナイフを振りかざす系?で、初美花は小悪魔的に人を操ることを何とも思わない系女子と化すかも。
警察側は咲也はしつこいナンパ師、つかさ先輩は売り場のぬいぐるみにほっぺたスリスリしまくるけど買わない系女子、圭一郎はゴミがゴミ箱からあふれてても知らんぷりする系男子になる(適当)
おおむね快盗側はアウト感、警察側はほっこり感でまとまりそう。
悪くなった国際警察も見てみたいものだ。

・次週!
圭一郎の怒りメーターが限界突破w
久しぶりの金子女史脚本でこの設定…ブレねぇな!
圭一郎がとんでもないことになってそうな予感しかしないのですが、定期的な圭一郎いじりにハズレなしと思っているので、実に楽しみです。気の抜けた圭一郎楽しみすぎるw
来週は咲也&圭一郎の王道先輩後輩コンビが活躍しそうですね。
ここのところいいとこなしなので、ここらで一発、警察もドラマで魅せてほしいです。


それにしてもルパパトの話のバリエーションの豊かさと応用力には目を見張るものがあるw
ルパンコレクションさえあれば、どんな面白ストーリーも思いのままなのだ…!神かな?
どちらかというとコメディ戦隊に向いた設定や内容なのに、これでシリアスをやろうってんだからやっぱすごいなと思いました。

そして次週は面白圭一郎回!!これは!期待せずには!!いられない!!!