いや~、一年以上記憶失ってた人のいうことには説得力あるわ~。
本編の要素を丁寧に拾った、いいレジェンド回でしたね。

<続く>

・フォームチェンジ
ストームとフレイムにここでチェンジするからこそ、トリニティフォームが無理なく活きる。いい演出だ!
むちゃくそカッコいい…やっぱアギトはシンプルな中に王者の風格があって好き。
しかし、今まで取られに取られたせいか、とうとう「Aライダーにオリジナルのウォッチ入れたら取り返せないんじゃね?」という、序盤であればおそらく正解な答えを出してしまうとは…
でもジオウ2だとオリジナルのウォッチなくてもいいから今更なんだよなぁ。

・貴様、『見て』いるなッ?!
ここでスウォルツだけ動けてるの不思議~と思ってたら、タイムジャッカーのヒエラルキー的に言うと
スウォルツ=ツクヨミ>超えられない壁>ウール&オーラ>一般人
なんですね。
でもソウゴも過去(未来)で時を止めてた気がしますが、あれってなんか因子でもあるのかしら?

・いただきます!
アギトを語る上では欠かせない食卓シーンキター!絵面が矢部謙三になってて草生える。
オジサンの料理は、きっと食べる人への愛情がこもってるから美味しいし奥深いんでしょうねえ。でも発想が「スカウトされたら~」ってなるのに、ソウゴ君とのそこはかとない知のつながりを感じますよね。
それにしても、アギトの力を失っても全く変わらない翔一君、いつも通りで凄いよね。

・ツクヨミの謎
ツクヨミはジオウの娘とかなのかな?
今回でうっすら明かされたのは、「スウォルツ=時間を操る力を持つ唯一の者」であることと、「スウォルツの時間停止能力は分け与えられるもの」ということか。
そうなるとオーラとウールはもともと時間停止能力があったわけじゃなくて、なにかしらでスウォルツに力を分け与えられたってことよね。
で、それとは別に、現在(2068年)では存在しないはずのもう一人の能力者がツクヨミであり、その出自には何かしら衝撃の事実が込められているということ?
ツクヨミが自分自身にも時を操る能力があると知り、恐れていたソウゴと同様の力を持っていることに戸惑い、ソウゴを責めていた自分自身が誰かの脅威になりえることに苦しむっていうのは、記憶喪失と相まってショックだろうなぁ。

・元記憶喪失の説得力
流石経験者の言葉は説得力あるw
こうやってソウゴやゲイツにアドバイスできるのも、翔一君が過去に自分の周りの人からどんな風に扱ってもらったかっていうのを知ってるからだもんね。
過去にとらわれず、今を、未来を生きる助けを真魚ちゃんたちがしてくれたからこそ翔一君はああやってこれたわけで。
自分がしてもらったことを、ソウゴたちにもしてあげてほしいという話だったんでしょうね。
そして御室君のタイミングいいんだか悪いんだかわからない電話は、まったくキャリアを重ね上層部になったと思わせない当時っぷりで懐かしかったですw
流石ごくごく普通の一般人w

・やあ!僕は津上翔一(嘘)
今の翔一君の戸籍どうなってるんだろう?沢木哲也のままで、津上翔一は通称として使ってんのかな?(当時免許は津上翔一だったが)
とはいえ、視聴者は一年間「津上翔一」と思ってみていたわけで、今更「哲也です!」と言われてもっていうw
そして翔一君の凄いところは、津上でも沢木でも「僕は僕だから」と変わらないところなんだよな。
翔一君は過去じゃなくて、常に今を生きてるからこそそう在れる。
名前や所属や立場が変わっても、自分が自分であることは変わらない。
そんな風に強い芯を持った人間だからこそ、津上翔一はアギトとして正当な進化を遂げることができたんだろうと思うんだよね。
力に振り回されることなく、泰然自若として力より「己」を強く持つことこそが、力を使う者としての一つの正解なんじゃないかなという感想を、翔一君は持たせてくれる。
そんな翔一君だからこそ、自身の出自に悩み、力を恐れるツクヨミに助言してるのが響いてくるんだよなぁ。
翔一君、当時よりももっと人として成長してたと思う。
当時と変わらずに成長するってすごいなぁ。

・最高最善の魔王に、俺はなる!ドンッ
ソウゴ君器大きいな~。
ソウゴはたとえ臣下が多少心変わりしても、また自分の下でやり直したいといわれればすぐ受け入れるあたりが王様っぽいというか…ある意味、絶対的な力を持つからこそ広い心でいられるのかもしれん。
ソウゴにとって今のツクヨミを受け入れることは、自分を受け入れてくれたお返しでもあるんだろうしね。
しかし、「その未来はすでに予知した(キリッ」っていうソウゴの魔王っぷりwたくましくなったなぁ。

・ジオウを探せ!
ヤバい今回何ガタキリバ使ってるんだ?<予算
Aアギトに目覚めすぎててどこに誰がいるかパッと見解らないw
ライダーって大体1on1が基本なので、これほどの人数と戦うことって滅多にないんですよね。消耗戦になるし。
なので、いつもは単体に使用している技がマップ兵器化してるのは新鮮でよかったです。
ゲイツとシノビのマップ兵器力w分身しすぎィ!飛ばしすぎィ!
あと地味にジオウも最強剣でマップ攻撃できるのは笑うwエゲツねぇw

・メットは取れるもの
翔一君もG3で参戦!!前回で出番が終わりかと思ったらまさかの。
ちゃんとアギト本編でやったこと(あっちは上位機だが)を回収してくる姿勢は凄くいいですね。
ツクヨミを元気づけた翔一君が、ツクヨミに助けられる展開も良かった。
吹っ切れたなツクヨミ!

・トリニティ×トリニティ
「君の仲間面白いね!」(interestingじゃなくてfunnyの方)www
いやそういう意味じゃないと思ってたのにwww「黙れ右肩」は流石に草。
トリニティフォームにウォズが思わず「祝わねば!(使命感)」なのは笑ったw
冷静に考えたらウォズってただの仮面ライダーオタクだし、レアフォームが出てきたら思わず紹介したくなるテンションはわかるwww
しかし、三位一体×三位一体=六位一体はおかしい。計算ミスかな?(すっとぼけ)

・イケる気がする!~♪
「Believe Yourself」のイントロで「処刑曲だーーー!!!」って盛り上がってた当時を思い出す。懐かしい~!一応「ED」扱いだったんだよなあの曲。
ソウゴの「イケる気がする」からのイントロはちょっとカッコ良すぎんよー!今回サービス精神発揮しすぎじゃね?
マップ兵器×2からのライダーキックはマジでカッコ良かった。今回の予算配分はおかしい(いい意味で)
ライダーキックのアングルがRVロボを思わせるな…カッコいいぜ。
あと、アギトトリニティのキックを受けるためだけに雑魚アナアギをかき分けて出てくるAアギトのわかってる感好き。
やっぱ最初に目覚めた正しきアギトの力の前に、アナザーは平伏すしかないのだな。

・アナザーアギトは爆発四散
※爆発しているように見えますが素体の人々は無事です
ジオウが駆けつけた時「大丈夫ですか?」とか言ってたのに、その後すぐ無情にも爆発四散させてて腹筋が無理だった。
一応あれは、爆発するのはAアギトの因子だけで、人間は無事っていう設定(絵的にエキストラ多用で表現ができないので)なんだよね。
実際前回一人Aアギトを倒す→中の人は無事、をやっていたので無事なはずだ。
トリニティ×2の時もまぁバンバン爆破させてましたけど、アレは一応素体の人間は生きてるはずだから…
でも絵的にはそういう細かい表現をしないことでカッコよくなっていたので良かったです。
でもだからって、腹に剣ぶっさしてさらに剣ぶっさしてブン回して爆破させるのは流石にどうかとは思ったw相手はw素人www
あとウォズとゲイツ君の戦いっぷりも勢いありすぎてw
めちゃくちゃカッコいいのにあまりに容赦がなさ過ぎるwww

・もしかして友達かも?に「王様」が追加されました
ソウゴたちへの翔一君のエールの送り方がめっちゃそれっぽいというか、ものすごく翔一君っぽい。
レジェンドの名に恥じぬ活躍っぷりでしたね。いい回でした。

・次回は
電王かと思ったら響鬼じゃねーか!!!!!!!
まさかの成長した桐谷京介が響鬼に!!!!!!!!
そして轟鬼さんもキタ――!おまけでメイジの力もくれそう。
響鬼後編は色々言われてるけど、私は桐谷が出てきたことでやっと響鬼って物語が動いたと思っているので、彼がこうやって力を受け継ぎ、成長しているさまを見られるのは本当にうれしい。
次回のレジェンドはどちらも「力を受け継いだもの」という弟子ポジションなんだよね。それがどう物語に影響してくるか、楽しみですね。


いいレジェンド回だった。そしてアギトスピンオフ回でもあったな。
翔一君たちのその後も見られて良かったです。
ジオウは回を重ねるごとにレジェンドの扱いが上手くなってきている…ジオウ、末恐ろしい子…!!
残りのライダーで、一体どんなサプライズをかましてくるつもりなんだ…!!(期待大)