異滅の刃wwwwwwwww

エース兄さんの殺意の高さ、本当にご昭和してて感動しました。
あの人になら問答無用で付いていける…!

<続く>

・第19話
エース兄さんの登場に、よく教育されたウルトラオタクが「ご昭和し続けた結果」「ギロチンランド開園」「八つ裂きのプロ」ってご唱和してるのホント草。エース兄さんのイメージヤバすぎィ!!!
剣持ってるエース兄さんに「異滅の刃」は草。こんなんもう縁壱さん(無惨は死ぬ)じゃん!!!!!
エース兄さんの剣には「ウルトラドス」「ウルトラポン刀」って異名がついててダメだった。玩具を売る気ゼロのデザインなのほんとすこ。
うんでも私も思ったよ…エース兄さんとは初対面だけど、バリア張ったあとにバリアの横から攻撃してる人って初めて見たから…昭和のマンの殺意高すぎない???
やべぇな攻守ともに隙が無さ過ぎるわ…そりゃZに(当初から実装されていたのかどうかすら不明の)新技授けちゃうよね。名付け親だもん。しかも名づけにちゃんとした理由があって感動した。
あまり詳しくないので、超獣とは「怯えのない暴力(なのでオーバーキルぐらいでちょうどいい)」と認識したのですが、強さとやってることの無慈悲さに反して、見た目は可愛いかったです。どこか愛嬌があるのは昭和の怪獣デザインの持ち味なんだろうか。
特撮部分もめっちゃこだわりがみえて、BGMやら演出やら、ともかくウルトラマンエースを見ていた層にはたまらないんだろうな~って感じは伝わってきました。
全く知らない客演ではありましたが、エース兄さんの立ち位置はなんとなくわかった気がするw
超獣の最後、ちゃんと八つ裂き(と言うか真っ二つ?)にされていて、触れ込み通りの強さでしたね。
本当にご昭和の遠慮のなさは凄い。でもなんだろう…とても好きです…
暴力を行使するものは暴力を返される覚悟があるはず、と言わんばかりの圧倒的暴力。ある意味、正義や悪といったイデオロギーを超越した「やりすぎ」感が、かえって力そのものに本質的にイデオロギーが存在しないことを際立たせているように感じました。力は使い方を間違えれば悪!間違えなければ善なんだよ!的な。

それにしても、Zは本筋が曖昧なままここまで来たけど、あと10話切ってても大丈夫なのか?面白いからいいけど。


・特別編
まさかの後半の総集編。割と直近の話だったので大体覚えている。
今回の総集編を見て思ったのですが、ウルトラマンはパワーアップするのに合体しがちですね。
いや、ライダーも戦隊も合体するんだけど、それとはまた違った形というか…割とジオウトリニティみたいな合体してる感(しかし精神は別々ではないっぽいので、正確にいうとマジドラゴンみたいなものかもしれない。ものによるだろうが)

今回の総集編で感じたのは、ウルトラは販促の手法がシリーズ包括売りなんだなってこと。
都度都度作品単位で商品を打ち出すライダーや戦隊と異なり、過去シリーズも含めてのファミリー売りがウルトラの強みなんですね。だから上記のような合体も、頻繁に行って構わないってことなんだろう。
いわゆるレジェンド商法ですが、ライダー戦隊が本編外でやってることを、ウルトラは本編でもやれる。その違いは結構大きい。
ライダー戦隊は過去作とのコラボは割と特別扱いだけど(あくまで本筋は当該作品なので)、ウルトラはコラボにこそファミリー売りの神髄があるといえる。
ライダー戦隊だと敵怪人は基本都度使い捨てだけど、ウルトラは再利用可能なところも販売手法の違いを感じさせるところだし、ソフビのラインナップを見ても一過性より継続性を重視してるんだろうなという気が。

こういう手法の利点としては、やはりシリーズ自体の一体感による囲い込みでしょうか。シリーズを知れば知るほど奥深く楽しめる。制作側からのサービスも多く供給されるし、いわゆる10年単位のリバイバル層にも訴求できる。
ウルフェスとかイベントに行くと、親子そろってウルトラファンって人が多いのも納得できますよね。イベントが凄くアットホームなのは、長い歴史を掘り起こし続けたがゆえに得たファミリー感なのだろうと思います。
ウルトラマンシリーズがアパレルや飲食、雑貨などのコラボが豊富なのは、やはりシリーズとして認知されてるからなんでしょうね。
「この怪獣はウルトラの!」とか「このデザイン(カラー)はウルトラマン」とか。
ライダーや戦隊は、シリーズとはいえ作品ごとに毛色が違い過ぎるのと、年単位でデザインが変わるから、アパレルや雑貨なんかのコラボは難しいでしょうし。
コラボしてもその年だけで終わっちゃうのが当たり前だしな…
正直、ウルトラの認知度とコラボ(特に一般企業と)のセンスはマジで羨ましいよ。
毎度毎度「えっ…これ…?」みたいなプレバン/バンコレ商品を見なくても済むんだぞ(いつもニチアサやソシャゲ系で微妙なアパレル系商品を見せつけられるファン)

一方で、シリーズが豊富でつながりが強い分、新規参入の難しさを感じるところはデメリットかな。私自身がウルトラや牙狼に感じるのが「どこから/どの順で見ていいか分からん」だからな…
ライダー戦隊は作品ごとに完結してるから参入しやすいけど、ウルトラは意外とつながってるから、なんとなく知ってるだけだと置いていかれることがある。特にニュージェネ。
ぶっちゃけ見ればどうってことないんだけど、作品開始時点で視聴者のスタートラインがばらばらというのはデメリットだとは思うんだ。


そんなことを思いながら見ていた総集編でした。
とりあえず一つ言いたいことは、ジードに出てたイガグリみたいな名前の人って嫁も子供もいたのかよ!!!ってこと(本当に何一つ知らない…)
やっぱり聞きかじっただけの情報じゃなく、自分で見て、納得して、アウトプットして初めて経験とは身につくものなのだと思います。