雉野家には不穏の種しかないの???
陣さんも不穏だし…どこをとっても安心できん!

はるかのダイナミック看病クソワロタwこれは悪化の一途w
なんだかんだお供に心配されるタロウ、なんだかちょっと良かったねと思いました。
ちょっとずつではあるけど、仲間意識が芽生えてる…様な気もする。

※最初の投稿からちょっと加筆修正。

<続く>

・獣人の秘密
さらっと重要事項が前回のあらすじで紹介されてる!
「獣人は人間になり替わり世界を侵食していくもの」とソノイが言っていたので、「バス事故の乗客は生きている=獣人がなり替わるための器として保護されている」ということなんでしょうね。
獣人は人間になり替わって世界をどんどん侵食していく。
そうなると本来得られていたはずの人間の波動が失われ、脳人世界は維持できなくなる。
だからこそ獣人の復活は非常に危険、というのが脳人の言い分ですよね。
狭山刑事の異変は獣人が乗り移っているからということのようですが…

・教えて守護陣ちゃん
ソノイの言う守護人は…まさかの陣さん!
ソノニやソノザがあの牢獄に驚いていたのを見るに、陣の存在を知っていたのはソノイだけみたいですね。
今回、ここのやり取りだけで滅茶苦茶重要な設定が色々解りました。
まず、陣のいる場所は「人間世界と脳人世界の境界」である。
その境界に牢獄がある意味は「獣人の封印」であり、そこに拘留されている陣は「ある大罪を犯して、その罪のために場を守る存在(要石)になっている」とのこと。
また、境界に牢獄がある理由は「獣人の抜け道を防ぐため」と語られているので、獣人自体が封印されているわけではなく、獣人の住む世界との道が封じられているということのようですね。
だから獣人はその道さえ抜ければ出現することができる、ということではないでしょうか。
なんとなく陣さんの立ち位置は「うしおととら」のうしおの母親みたいなポジションですね…白面のものを封じるために犠牲にならなければならない、いわゆる人柱的なものが陣さんなのではないかと思います。
ちなみに「ある大罪」は桃井タロウの養育に関わっているのではないかと思うのですが…例えば、本当は人間ではないタロウを人間として養育した=嘘をつけないはずのタロウに、無自覚に嘘をつかせていること、とか…?
今回の獣人の出現は陣さんは関わっていないとのことですが、それは嘘で陣は獣人と結託しているのか、はたまた抜け道が別に出現した故の獣人の出現なのか、その辺りはまだわかりませんね。
今の時点では獣人を世に解き放つことが陣さんのメリットになる部分は少なそうですし…(脳人の意識をそっちに分散させることでタロウたちの活動をしやすくする、というメリットはあるかも?)
ちなみにこれで陣さんは脳人によって囚われ、あの場にいることが確定しました。
陣さんがいる場所は、キリスト教でいう「煉獄」、仏教でいう「三途の川」みたいなもんなのかな?
死と生の境界、狭間の場所…だからこそ齢も取らないのかも?でもタロウと関わってから齢をとってないわけだから、もしかしたら要石になるはずだったタロウの代役としてあの場にいるとか???
もしかしたら、タロウは要石になるべき存在だったのを両親が放流した→養育した陣を大罪を犯したとして代理で要石として置く→陣では十二分に役目が果たせないため獣人が漏れ出たとかかなぁ?

・折リ紙ヲ折ル者
獣人は折り紙を折る…そんな性質があるの?!
しかし、折る動物が「猫」「鶴」「ペンギン」という最後だけ癖が強すぎるのに笑ってしまったw
猫、鶴、と来てペンギンはなかなかない。というか折ったことがないw
ちなみに公式によると、これは獣人の強さを表しているそうです。
猫<鶴<ペンギンの順に強いんだとか。
今回猫と鶴を折っていた人の様子から見るに、強さだけじゃなくて「人間のなり替わり具合」もそれに影響してるんでは…という気が…人間のフリが巧い順なのかも?
マスター(黒介人)ペンギン説もあるらしいけど、そうなるとゼンカイトピアの介人が獣人に乗っ取られてドンブラザーズを支援してるって感じになるのか?
まだ獣人と脳人の関係性もいまいちわからないですし、謎が深まりますね。

・36回払い、一括で()
夏美との思い出にふけるがゆえに皿を割る翼。
夏美との思い出が壊された今と、割れた皿が重なる演出が粋ですね。
にしても、夏美の「どうかな?」に対して「どれもダメだ。どれもお前の輝きに負けてる」→夏美「…などと申しており」のやり取り、最高に井上すぎて昇天ペガサスミックス盛りですわ…こんなん令和に見れるなんて信じられる?平成初期だよトレンディだよ!!!
そこで「全部貰おう」で「翼ってめちゃくちゃ金持ちなの?!」と思わせておいてからの「36回払いで」はとんでもねぇ展開で笑ったw
「無理がしたい…無理が嬉しい」との供述でしたが、翼君、その無計画さでは逃げられても無理はないのでは…という気がしてしまったw
たかだかワンシーズンの服を買うのに36回払いするんじゃないよー!しなくていい無理なんだよそれはー!!!
雉野つよしとはまた別のベクトルで女に依存するタイプでヤバい奴だったわコイツも…
単に夏美が小悪魔、というにはあまりにも翼の行動がア゙ア゙ーッ゙!!!って感じで、もうほんとマトモな奴がおらんのかドンブラザーズには!!!!!!!w
なお、指名手配されてるけど36回払いが残ってるから、女を奪われても指名手配されても地道に働かないといけないという翼の境遇が判明して、もうホント…お前さぁ!って気持ちになりましたw
不幸どころのレベルじゃないのwww

・盗んだバイクで走りだす
尾崎豊も真っ青な日中の犯行、俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。
流石指名手配犯、窃盗等々の容疑が増えたところで、もはやびくともせんわなw
キビポイントを使えば、多分こういう事実も書き直せるんでしょうし…
しかし、あの料理屋の店長は翼が指名手配犯と知ってて雇ったのか、知らずに雇って客が通報したのか、どっちだったんでしょうか?
狭山刑事はすっかり記憶を失って折り紙を折るだけの人になってたのに、犬塚翼の情報には反応してましたね。
獣人が乗り移ると「記憶を失い人が変わる」けど、獣人自身も宿主とする人間の強い執着に反応してしまうということなのかもしれません。
獣人のほうも宿主の記憶に影響されるってことなのかな?

・夢の9秒台
獣人は普段は人間と変わらなく見えるけど(まぁちょっと気のふれた人みたいになるが…)、肉を食べるとその本来の能力を発揮するということですかね。
先週のチャーシューに引き続き、今回は生姜焼きとかを食べてましたがあの演技も大変そうです。
にしても、バイクに追いついてくる狭山刑事怖すぎて笑ったwまさに怪演w
正直、この人がここまで目立った役柄になるとは思わなかった。
みほもそうだけど、モブ位置キャラがここまで引き立つのは結構すごいよね。
しかし、翼が扉を使って移動した先にも追ってきたということは、獣人も扉を利用できるのか、それとも身体能力ゆえなのか…
一瞬見えた姿が獣人の本来の姿なんだと思うのですが、多眼に骨っぽい顔のデザインとかからやはり黄泉の国の住人というイメージを受けます。
折り紙を無理やり口に押し込んでましたが…折り紙自体は普通の紙を折ったものっぽかったので、あれに呪いをかけたのが獣人で、その呪いのかかったものを飲み込むと体調が悪くなるってことなんだろう。紙自体は何でもいいのだと思う。
黄泉の国といえば「よもつへぐい」ですが、口に入れるのはそれも関係してるのかな?

・にんじゃりばんばん
忍者修業wwwwwwwまったクセの強いモブwwwwww
「ご自宅に届けたらこちらだと聞いたので」というタロウのセリフから察するに、ご自宅に人がいる=結婚しているor親と同居という選択肢になるんだけど、どっちでもこれはキツくて笑ってしまったw
子供部屋おじさんで忍者に傾倒してるとかだったらマジで目も当てられねぇ…(と言いつつ特撮オタクの自分を反省する私)
何か助けがいりますか?という問いに、「忍者道を極めよう」と言って鎖鎌を投げつけてくるのヤバすぎるw見知らぬ他人にwww
色んな意味で「ほどほどに」と言われるのも納得な行動でしたね。
多分こういうタイプは社交辞令も解らずグイグイ趣味を押し付けたり、無理やりつき合わせるタイプだろうし…
下手に付き合いたくなくて社交辞令で褒められたりしたのを勘違いしたタイプだったのかも。
タロウに言われて納得すればよかったんだろうけど、自尊心を傷つけられて欲望の萌芽を生み出すものがまた一人…
ほんと、タロウは幸福を運ぶようでいて欲望の扉を開いてるよなぁ。無自覚に。

・頼り頼られ
翼が体調不良でつよしを頼ってくるの、先日の家に招かれたので大分つよしに心を許してたんだろうなって気がするな…
ほとんど交流もないのにそこしか頼れないほど追い詰められた翼を、事情を聞かずかくまうつよしも優しい。
でもどうすればいいか解らない!とタロウにSOSを出すつよしも、他に頼れるところがなかった結果なんですよね。指名手配犯って不便だ。
しかし、先日の魔進鬼の件は棚上げなのが妙な不穏さを醸し出してる…コミカルさでごまかされてはいるのだが…
タロウの「落ち着け!俺は医者ではない」が正論過ぎるw
でも仕事があるからいけない→どうにかする=人材派遣なのめっちゃ笑ったわwどうにもなってねぇよw
確かに翼を知っててタロウのお願いを聞いてくれる人でははるかと真一しかいないけども、困ってるんだし何かやらねばという意味ではそれしか選択肢はないですね…

・看病(妨害)
病院に行けない翼を家で看病するつよしのもとに鬼ピンポンw
はるか、タロウに言われて意味も解んないままに来たんだろうなぁ…それでもタロウのお願いを聞いてあげるのはちょっと優しいかも。
しかし、知らん人が知らん人の家に共通の知り合いの頼みで看病に来るの、端的に言って恐怖でしかなくない?!まぁ顔見知りではあるけど、家に上がり込むほどの仲じゃないしね?!
でもこいつらメッチャ知り合いなんよなあ(本人たちは気づいていないが)
ここで改めて自己紹介することで、先日のなし崩し的な顔合わせのフォローですね。
みほちゃんスイッチの入ったつよしに「キモッ」っていうはるかが容赦ないw
ただ、一応表面的には「そうですね~」みたいな対応ができるはるかは最低限の礼儀は出来てるのよね。大人の社会で自活してるからでしょうか。

・病人厳
熱にうなされ、はるかを夏美と見間違えて抱きつこうとして平手を喰らう翼。
流石はるか、病人にも容赦がないw翼可哀想すぎwww
しかし、つよしに説得されて夏美の真似をしたら「違う!」って言われて蹴られる→ダンベルで殴ろうとするはるかの一連の流れが面白過ぎる。
もうどっちも無茶苦茶だよ…男女平等キックどころじゃなくて笑うw
ある意味、女性を殴るなというのは正しい意見なのだが、殴られる覚悟がある者だけが殴ってもいいという論理であるなら、それこそが平等なのでオッケーです。女だから殴ってはいけないは逆差別よ。男女関係なく殴られたら殴り返す、オーケー。イイね?(だからと言って他人を殴るのはやめましょう)
にしても、理不尽とカオスが同居する看病…この時点ですでに予告の「ろくなことにならん」のとおりでしたね。

・きょうのヒトツ鬼さん
タロウ、手裏剣をファイルで防ぐのが無駄にかっこいい。
今回の手裏剣鬼、モチーフはニンニンジャーだったんだけど、あまりニンニンジャーに直結したおつらさみたいなものはなかったですね。
でもめっちゃ強かった。さすが戦闘特化型って感じ。あと東映公式が忍者ネタで遊びまくってるのホント草。「忍者と極道」までフォローしてんのかよw真剣感謝(マジあざス)!
強いて言うなら、忍者がそこかしこに溢れていたあの世界なら生きられた存在なのに、忍者のいないこの世に生まれてしまった悲しみでしょうか。
「一子相伝大野流忍術」って言ってたけど、多分相伝する一子がおらんのでは…ってところはおつらさMAXかもしれん。沢山継承者がいた伊賀崎流と比べると…
それにしても、タロウの「本物の忍者にでもなったつもりか」がニンニンジャーモチーフに言うには皮肉が効きすぎなのよ~!
やめろそのセリフは俺に効く(というか万民のオタクに効く)

・猿原教授の回診です
「雉野つよし、君が病院に行ったらどうだろう?」っていう真一の申し出、理屈はわかるけど異常者の発想なの笑っちゃう。仮病を使って代理で薬を貰いにいくとか多分できるけどやっちゃダメなヤツだそれ!
そしてそれが「冴えてる~」と評価されるこの場の混沌よ…
はるかの「流石教授!頭キレるんだから戦いでも生かしてくれればいいのに~!」はストレートな悪口で草だった。酷いwww
でもそれに対して「正体を隠した方がいい」と助言する真一、やっぱ割とマトモだな…確かに分かるとややこしくなるし(わからなくてもややこしいが)
ほんと、ドンブラザーズは「まともさ」の総量が決まってるのかというぐらい、話によってマトモな奴の偏りが出るのホントカオスだよ。
でもちゃんと1話でつよしと会ったことを思い出せないという話が出たのは良かったですね。
ああいう緊急事態、右も左もわからぬ状態にぶち込まれた状態では、覚えていないのも無理はないといえますし。

・嗚呼すれ違い
すれちがいながら変身して看病して…ができるのは、アバターデータで移動するが故ですね。今回はすれ違いを戦隊の特性をフルに生かしてるのが面白かったです。
同じ家にいてすれ違うなんてあり得る?…あり得るんだなこれが。
今回、「チェンジオフ」で変身解除できるということが判明しましたね。
お供たちは一度呼ばれたら戦闘離脱できないのかと思いきや、「チェンジオフ」すれば離脱もでき、変身すれば(戦闘が継続している場合)再転送されるということも判明しました。
今回はタロウが戦っていたというのがポイントだとは思いますが…
にしても、つよしの部屋と戦場を行ったりきたり、すれ違いながら行われる展開はコントみたいでした。滅茶苦茶すぎるけどただただ面白くて笑ったw

・多勢に無勢
今回、雉野家でも戦場でも「多勢に無勢」というのがテーマだったんではないかと思う。
雉野家では明らかにヤバい理屈が真一とはるかによってまかり通り(つよしは味方がいないので反論できない)、戦場では手裏剣鬼が数でタロウを追い詰めていた。
そういう意味でも、タロウとつよしは表と裏、似た者同士なのかもしれないな…と思っていました。そのぐらい真一とはるかがヤバかったともいえる。
つよし、まきびしを踏んだことで足の治療に即効行ってるの笑うわw
結局もらった薬は整腸剤(下剤)だったけど、整形外科で胃腸薬とかもらえるんだろうか…その辺謎なんだが…まぁいいか。複数科のあるデカい病院だったかもしれんし。
しかし、真一とはるかは「雉野つよしが病院に行った=翼の薬を貰ってきた」になってんの笑うw
しかもそうじゃなかったことにマジギレしてるの本気で理不尽で笑ったw酷過ぎるだろwww
なんの確認もせず無理やり飲ませた薬で翼が腹を下したのを責める真一とはるかの理不尽さは、本当にコンプライアンスをギリギリに攻めすぎたパワハラよ?
「自分の診察をしてもらってどうするんですか」ってキレるはるかは、ここ数年来のニチアサで一番理不尽だと思う。
そして薬を飲ませるのに桶の水を使うダイナミックさ…流石漫画家大先生は違うぜ…!ゴクリ
そしてその理不尽に屈するしかできないつよし、気の毒すぎるw
先日の魔進鬼の件が嘘のように普段使えないのよねぇ~だからこそギャップが怖いんだけれども~。普段無能を装うからこそ怖いんだこういうタイプ。

・ヘイシンイチ!おかゆのつくり方!
おかゆはだしから作るスタイル。おかゆにだし…?妙だな…と思ったけど味付きのおじやに近いおかゆなのか、だしで作るおかゆのほうが旨いのかもしれん。私は水で作るけど今度作ってみよう。
ちょっとの隙間時間でもタロウの心配をして現場に行くはるかと真一、なんだかんだ優しいですよね。
ドンブラザーズのメンバーは異常者ぞろいなのに時々真人間のような行動をするから面白いのだ。
手裏剣鬼とアノーニに圧されてるタロウ。やはりタロウでも大勢の敵に一人で対処するのは骨が折れるんでしょうね。だからお供がいるんでしょうけど。
今回の真一の句は結構好き。「夏風邪や 八分音符の 君の咳」
いつかプレバトとかで評価してみてもらいたいわw

・つよししっかりしなさい
火をかけたままいなくなった真一とはるか。まさかそれがつよしに見とがめられ火を消そうとする→鍋がひっくり返る→足にかかって火傷する→戦場に転送される→お供にぶつかりキレられる→手裏剣になるっていうピタゴラスイッチになるとは思わないじゃん???
そして戦場からの離脱理由が「そろそろだしが取れるころだ」という戦隊が存在することに驚きだよ…なにをキメたらこんな展開が思いつくんや…「土竜の唄」でもキメてんのか???
倒れていたつよし、とりあえず火傷だけは心配でした。お大事に…

・魔入りましたつよしくん
どうやっても悪化の一途をたどる翼。一因に看病がある気もするけど…
最終的に頼るのがまじないなの、ここは現代日本令和の世とは思えない。だがそれがいい。
盛り塩?の手順が文字起こしされてて笑うw
ちょっとしたお料理の手順みたいに文字起こしするんじゃないよ!ご両親が病気になったとき、キッズが真似したらどうするんです?!
お祈りするときのつよしの手がドンブラザーズの「D」の形になってるのが無駄な細かさw
念仏のように唱えるつよしの隣、眼前で「今のうちに戻るぞ」と変身する真一とはるか、もはやつよしと翼の扱いが雑になってて笑うw
まぁ…頼まれて仕方なく来ただけだから…
比重的にはタロウ>>>翼>>>つよしになるのはしゃーないわな。

・キビポイント<チャリンチャリン
キビポイントがたまるときの音って「チャリン」じゃなくて「モチッ…モチッ…」かもしれん…(どうでもいい)
手裏剣鬼、分身までして自由自在に手裏剣を投げるとは、本当に普通にフィジカルが強い。無駄に忍者修業してるだけはあるw
お供に助けられ、何とか持ち直したタロウ。「一つ借りだな」と言ってるから、ここでキビポイントがたまってそうですよね。

・盛り塩効果
犬塚さんが治りますように!のお願いにうっかり「給料が上がりますように!アッ間違えた」というアドリブ?を入れてくるつよし、あざとい。
公式で触れられてましたが、今回のためだけにモデリングされた盛り塩というパワーワードよ…盛り塩をモデリングという意味不明さが凄い。いや、見てれば意味が解るんだけど、そこに至る説明をいかにしてやったのか謎w
浦沢脚本の時もこんな感じで小道具に「野生の車が~」とか「ナルトの無いラーメンが~」とか言ってたのかな…苦労を感じるわ。
そしてやっと判明したキジブラザーの正体。
正体バレ、もっとドラマチックかと思いきや、まさかの盛り塩でバレるというカオスっぷり。
でも、ある意味互いにあの混沌とした看病を乗り切ったメンバーだからドラマチックではあるのかも…そうかな…?そうかも…
これでタロウもはるかも真一もつよしも、お互いの正体を知っているということになりましたね。
ただ一人、翼だけが情報弱者として「何も知らない」位置にいるのには何か意味があるのでしょうか?
意図無く情報を絞るとは思えないのですが…

・みほのなぞ
みほ帰宅からの翼を見て「誰?」っていうリアクションからするに、やっぱり夏美の記憶はないのかもな…
ただ、翼の異常を感じ取った姿、的確に口内の折り紙を取り出して握りつぶした手腕、何かに反応したようなリアクションを見る限り、みほは「獣人」なのではという疑惑が…
あえて翼の前から姿を消したのも意味深ですよね。
雉野家で電気も付けず、居ても立っても居られないように鶴を折ったみほ。
彼女の正体は「夏美」を乗っ取った獣人なんでしょうか。
そう考えざるをえないピースが揃いすぎているような気もするのですが…?

・カムカムエブリバディ
今回の敵の敗因:サングラスをしていなかった
盛り塩がまき散らかされて目に染みて無力化するという、何かをキメてないと出来ない展開なのさすがよな。これまで苦戦してたの一体何?みたいなレベルよ。
しかも早々にEDがかかってからのロボタロウは驚く~。一番主体の販促がED扱い!雑!だがそれがいい。
あの尺でちゃんと敵も倒して勝鬨もあげたから販促的にはセーフだけど、異色よね。
あと、今回の犬塚翼の扱いで、お供も流石に動けなければ呼ばれない、というのが判明しましたね。多少時間差で登場する場合はお供の都合を配慮してくれている可能性が(風呂とかトイレとか?)

・じか~いじかい
登場、嘘つきアイドル!と、ドンオニタイジン!!!
はるかとアイドルの醜い水面下のバトルも楽しみですが、ドンオニタイジンの演出も楽しみですね。
そしてソノイとタロウがまた縁を深めそうな予感…
近づけば近づくほど、真実を知ったときの傷は深くなる。
明るさの中に不穏の種をまき散らすドンブラザーズ、次回は一つの山場です(かな?)

・獣人について(雑考)
みほが折ったのは鶴…みほは獣人なんでしょうか?そして鳴り響いていた赤子の鳴き声とはいったい?
陣がなぜそんなに獣人に詳しいかも謎なんですが、この世界は思った以上に複雑に種族が入り乱れている可能性が出てきましたね。
獣人は封印を解いてではなく、すでにこの世になじんでいる可能性が出てきました。
獣人の種類は3種類で、猫・鶴・ペンギンを折るらしい。
猫の獣人は肉を喰らい、本能のままに暴れるタイプ?
鶴の獣人は人に尽くすタイプ?
ペンギンは全く不明。
ここで「鶴」というのが意味深だと思うのですが、鶴の獣人は「鶴の恩返し」のように人に尽くすタイプの獣人なのかな?という気がします。猫より社会性も知能もあって、人間社会にも適応できる。
赤子の鳴き声からするに、人と子をなして種族を増やしていくタイプだったりするのかな…
もしかしたらみほは天女の羽衣みたいな存在かと思ったり。
(羽衣を隠された天女が人の男と結婚するが、羽衣を見つけて天に帰る話)
もともと獣人だったのかもしれないし、獣人が乗り移ったから翼の元から去ったのかもしれないし、一体全体どこからが「夏美」で「みほ」なのかもわかんなくなるよね。
今回でめっちゃ謎は深まったけど、とりあえず言えることはいつもの敏樹の女だったわ…ってことだよ。
マトモな女の訳ゃねえわな!

・脳人の役目とタロウの役目
今回で獣人vs脳人が明確化されたと思うのですが、人間側から見ても脳人はいわゆる世界の秩序を守る側ですね。
欲望で人々に害をなす存在を消すものであり、獣人という人に害をなすものと敵対している。なおかつそれに対する対抗策(能力)もある。
一般論で言うと欲望にかられた人を救うドンブラザーズのほうが正義なんだろうけど、大局的にみると脳人のほうが社会秩序を守っているようにも感じる。
100を救うために1を犠牲にする、そういう考え方だよね。
(リュウソウジャー序盤でもそういう話はありましたが、脳人のムーブはそれに近いと思う。あくまでも同族じゃないからこそできる決断ではあるかもしれないが…)
だからドンブラザーズのほうが異色なんだよな多分…一度でも欲望に堕ちたものに再チャレンジの機会を与えてるわけだから。欲望が再び暴走する可能性がなくもないのに。
今までの鬼の欲望が他害的じゃなかったからまだ微笑ましいけど、あれが「人を殺したい」という欲望で鬼になった鬼だとしたら、ドンブラザーズがその鬼を救うことは正義なのか?ってならない?
脳人とドンブラザーズの関係は、極端に言うと犯罪者への裁きが「死刑」か「更生のための猶予」の二択になってるような状態というか。
ヒーローものとしてはドンブラザーズのほうが正しいように感じるけど、果たしてそうなのか?というのをこれから打ち出してくるんじゃないかという気もするな。
獣人との対立は単に第三勢力との戦いというだけではなく、もっと根幹を揺るがすきっかけになるのかもしれない…


コメディっぽく展開しながら不穏さは忘れない。う~ん平成ライダー一期の香りを感じる!
まだまだ情報が足りなさ過ぎて「???」ばっかりになってますが、これらが明らかになるのが楽しみです。
次週はド派手なドンオニタイジンの登場にも期待!