ありがとうドンブラザーズ。
この想いは一生忘れないことだろう。

素敵な縁を、ありがとうございました!!!

※個人的忘備録です

<続く>

・大阪FLT
良かった。結局5回参加でした。大楽も現地で見たかったなぁ…と思いつつ、配信でも空気感がしっかり伝わってきて良かったです。
1日目は10列目前後だったのでめちゃくちゃしっかり見れて良かった。結局上手下手センターで見られて、存分に舞台を味わえました。
2日目は3階席で遠かったけど、空気感満載で楽しめましたね。FLTのブルーレイ買ったから後々見るのが楽しみです。

今回の1部「じごくさいばん」はほぼアドリブなしのちゃんとした舞台でしたね。
井上敏樹の舞台脚本が見られるなんて…と感動したのですが、場転や小道具移動などもしっかり考えられていて良かったです。ほぼ板付きの場転だったので、役者さんたちは相当な気合を入れないと出来なかった舞台立ったろうと思います。お疲れさまでした。
FLTではアクションが多いのもあって、あまりこういった大道具を全面的に活用する舞台は見ることがありませんが、今回は素面のシーンが多いというのもあって、椅子、机、証言台と様々に変わる舞台美術が面白かったです。
シンプルに芝居としてみて面白い作りでした。
そして「じごくさいばん」の名の通り、なぜか地獄で閻魔大王の裁きを受けるタロウ、そして検察と弁護人、証人として召喚されるドンブラメンバー。
いやなんで地獄?!というツッコミには一切快盗なく進みながらも、内容は完全に本編そのもののドンブラザーズなのが凄い。一切の質問を寄せ付けずにこの舞台設定を乗り切りやがった…!!!
その辺りの力技に違和感を持たせず押し切る筆力は流石でしたねw
本編では懐かしの過去映像やらちょっとした疑問だったことやらがピックアップされていて、本編の総集編ともいえる内容だったのが良かったです。
ドンゼンでもそうなんだけど、ドンブラ本編後の展開ってきちんと本編であったことを地続きに拾ってくる丁寧さがあるんだよな。本編気に入ってたんだろうなぁ敏樹というのが伝わってきますね。

しかし内容的には「拗らせたソノイのメンヘラムーブが原因」という、どうしようもない内容だったの笑っちゃったwソノイお前www
途中なぜか「樋口幸平…いや桃井タロウ!」ってメタいセリフで笑ったわw謎のリアルさを出すなwww
最終的に男同士の拗れた感情がテーマになるあたり、井上脚本だなっていう感じ。でも実際問題ヒロインとヒーローはソノイとタロウだったから。本編でも。

第1部は基本的に内容がほぼ変わらない、完成した舞台でした。
通常アドリブパートが用意されているFLTとは違った趣です。
おそらくは素面とスーツが共存するパートなどがあり、秒単位で展開しなければならない縛りがあったからだと思われます。
一つ間違えればボロボロになってしまう舞台構成だったので、これを違和感なくやり切った演者の皆さんには拍手を送りたい。
アクションチームもアテレコと息ぴったりで、生き生きしたアクションを見せてくれて本当に良かったです。
メインになってないキャラも端々で自由に動いてて、実に味わい深い舞台でした。

タロウの最終弁論こそがこの物語で伝えたかったことの要約でしたね。
この信念が、人間というものへの愛があるからこそ、ドンブラザーズはトンチキでもイカレてても、芯のあるしっかりした物語になっていました。
ラストシーン、なんてことはないしりとりの続きからのタロウが「ド…ド…ドンブラザーズ」と答えるシーンでの「Don't Boo!ドンブラザーズ」のイントロはガチで良かった。
決め切らない、日常の地続きのシーンこそがドンブラザーズの描いてきたものだったから、あのわちゃわちゃっとした9人の表情こそが迎えるべきラストだったんだなぁって感じ。
初回観た時泣いちゃった。初回だけじゃないけどw
なんというか、ドンブラザーズらしい終わり方で良かったな。最高でした!!!

・第2部
ずっとわちゃわちゃやってるじゃん!!!
面白かったわどの回もwもうほとんど忘れてるけどw
この辺りのレポートはTwitter民が割と詳しくレポをされているのでいいとして、個人的No.1は2日目の脳人ラジオ6人バージョンでしたかね。
脳人のシゴロクのキャラが強すぎる…完全にメンバー食ってるじゃんw
凄いパンチ力で、もう本編に出ないのが信じられないレベルでした。もっと使おう?このキャラ。使い倒そう???
いっそドンブリーズで復活させてほしい。ソノシは復活してるっぽいが。

最終公演は配信でしたが、彼らの役者としての想いが詰まったコメントの数々に涙が止まりませんでした。
苦しいことや悩むことがあっても、ドンブラザーズという唯一無二の存在に向き合ってくれてありがとう。
あなたたちが役と向き合ってくれたおかげで、私たちは一年半ずっと楽しく観ていられました。
私自身も色々あったけど、やっぱりドンブラザーズが心の支えで活力で、日々を乗り切るパワーの源でした。
そんな作品に作り上げてくれて、そしてその作品を愛してくれてありがとう。
また、10年後とは言わず半年後、一年後にでも、またドンブラザーズに会えることを期待しています。
これからの役者人生、色々あるかもしれませんが、こうして頑張った一年間が支えになるといいなと思います。

そして最終公演、花束渡しに白倉P~~~!って思ったらまさかの井上敏樹が登壇するの笑いが止まらないw
以前、最終回で登場した時に功労者として表彰されてもいいという話をしていましたが、井上敏樹もまたこの舞台に立つべき人間だったと思います。
ありがとう井上敏樹。私は幸せだった。
貴方がこの一年、描いた世界は最高の縁を結んだ。
敏樹に抱きしめられて泣いちゃう幸平君も最高だったな。ビビりつつもハグするこはくちゃんも可愛かった。
愛を感じました。愛だね、愛。

・グータッチ会
滅茶苦茶人多いのに一人一人にファンサしてくれるアクターの皆様には本当に感謝です。
初めてグータッチしたソノニ、ソノイ、ソノザ、ありがたかった。
まさかのゴールドンモモタロウ(初)だったの嬉しかった。
いつものメンバーもやっぱりファンサが良くてホント良かった。
最後なのが悲しすぎる…もうあと50回ぐらいやってくれこういうショー。


開始前から気合を入れて追ってきた作品が終わる。
それは悲しくもあり、喜ばしくもあります。
ただもうしばらく、この喪失感には悩まされるかもしれない。
この時期になるといつもそうだね…でも、彼らの今後の活躍を願ってやみません。
そして、時には戻ってきて元気な姿を見せてほしい。
タロウが言ったように、この思い出を胸に、私も前に進んでいきたいと思います。
最後の最後まで、ありがとう、ドンブラザーズ!!!

P.S.
ドンブリーズ、頭イカレてるやろ(ファイナルに感動したのにすぐ戻ってくるせいで真顔になるオタク)
あと10年ぐらいずっと新情報出し続けてくれや!!!!!